Sunday 21 September 2014

The first and the last race of the season in Japan 今季国内で最初で最後のトライアスロンレース


 やはり、トライアスロンは楽しい。みんなで参加出来るとなお楽しい。しかし、もう、ぼろぼろでした。

今年は、あれやこれやと考えていてもなかなかレースに参加出来ないまま9月を迎えてしまい、9月20日に開催された九十九里トライアスロン=99tが唯一の参戦となりました。


99t= Kujyukuri Triathlon race, held on 20th September, was my only domestic triathlon race in 2014.  With a lot of my triathlon mates, I enjoyed the race although the time was horrible.

However, the course was comfortable and staffs, volunteers and local audiences were very helpful and cheered me and made me feel at home.

There are several people died due to sudden cardiac arrest during triathlon race in 2014 in Japan. The best news for me (may be for all the participants, audiences and all the people who were involved in the race) is that no casualties was announced during this 99t Triathlon race.

I hope this event continued for long time from now.


Spread Vaseline around neck, axilla, thighs before the race




On the way to the swim-start point

99tは日本トライアスロン界のビッグネームである白戸太郎さんが企画、運営されたみんなで参加出来る都心から程近いところでのレースで今年が第一回です。総勢2000名の参加者が募る名実共にビックレースでした。

 メイン会場は千葉県一宮町の一宮海水浴場周辺で、バイクはその北部の町村にまたがって行われました。アクセスは、車で都内から混雑を含めて2時間程度、JRの場合は上総一ノ宮駅が最寄り駅にあたります。日帰り圏内といってよい範疇だと思います。

Waiting for the start horn



 コースの特徴としては、メイン会場が海水浴場ではありますが、スイムは一宮川の河口にコースを設けてあり、残念ながら透明度はかなり低いものでした。バイクは九十九里有料道路をまるまる通行止めにしてのコース、ランはメイン会場から海岸沿いを南下して戻ってくるコースでした。
on the way to Transition 1, which is about 1km long, way long!!

 これだけの大会を一から作って行くのは並々ならぬ苦労があることは想像に難くありません。スタッフの皆様、関係者各位に厚く御礼を申し上げます。



 そんな中で、一部わがままとは承知しておりますが、一参加者として感じた良い点、悪い点を僭越ながら挙げさせて頂きました。

 良い点を挙げますと

 いろいろ不自由はありましたが、全体として良い一日を過ごす事が出来る大会でした。

 9月下旬であったこともあり、気温、水温が低めで(20℃前後?)、スイムも寒過ぎず、バイク、ランにも暑過ぎず、トライアスロン日和とはこのことかと感じました。

 2000人という大人数の割には、スイムコースの混乱は限定的だったように思います。200人毎のウエーブスタートが混雑を緩和してくれたのと、川幅が比較的広かったことが大人数をうまく吸収してくれたようです。

 曇天にも関わらず、ゴール会場の雰囲気が明るく、振る舞われた飲食のチケットで飲み物や食べ物を楽しむことが出来ました。

 今回は利用しませんでしたが、現地へのバイク送迎サービスや都内から上総一宮駅まで自転車毎乗車出来るサイクルトレインという企画があり、来年以降、利用を検討したいところです。

 来年への改善希望点、残念なところとしては、

 参加が必須とされていた説明会の会場がレース会場から遠く、不便でした。また説明会自体もプロジェクタも印刷物もなく、音声だけで進行され、説明を聞いていても十分に理解出来ていない人が多く居ました。利便性だけでなく安全を確保する意味でも、郵便物やウェブでの案内を充実させ、説明会に代えて頂いた方がよい気がしました。
  
 スイムからトランジションエリアまでが1km前後と長く、またトランジションエリアも長い為、ランが遅い私としてはかなりつらいものがありました。

 やはり、スイムコースが残念。波が高く、仕方が無いと頭では理解出来ていても、向こうに海を眺めつつ濁流に身を委ねるのは残念でした。ただ、満潮時刻に近かったせいか海水が逆流していて味は海水でした。

 バイクコースは快適でした。たくさんの自転車に追い越されましたが。トランジションエリアも長ーいため、カチカチとクリートを鳴らしながら自分のバイクラックを探すのに随分時間がかかりました。

 ランも快適でしたが、あと1kmの表示から1.7kmほどあったため、気力を維持するのが大変でした。

 


 私が一番憂慮していたのが、レース中、とりわけスイムコース内での競技者の突然死でしたが、幸い、今回の大会参加者がお無くなりになったという報道はありません。本来、トライアスロンはとても楽しい、達成感の大きなイベントです。多くの人たちに愛され大会が大きく育って頂きたいと願っております。この大会が今後とも、事故無く、犠牲者無く、2回、3回と回を重ねて、末永く続いて頂きたいと願って止みません。