Friday, 19 April 2013

My new buddy, わが新しき相棒の古賀レイノルズ君


 しばらく乗っていなかった自転車をトライアスロンのシーズンインに向けて調整する事にしました。

   I haven't ridden my bicycle for a while.  But I couldn't stop myself to tune up my bike for my second triathlon season since some of my friends have already finished the first race of this year. The biggest change I have been planning is changing the wheels.



 今回のリフォームの肝は、昨年以来ずーっと考えていたホイールの変更です。ホイールというのは、自転車の車輪のタイヤで包まれた部分、すなわち中心のハブ、周囲の輪、両者を繋ぐスポークの部分を指します。自転車の走行は空気抵抗との戦いなのだそうですが、この部分を取り替える事により、走行中の空気抵抗が減少し、より少ないエネルギー消費で高速走行が可能となるそうです。

 ホイールの値段は数千円から数万円程度の物もありますが、上は数十万という代物もあり、かなり高価です。しかし高価なロードバイクも自転車部品の価格も海外に目を向けると国内価格よりも安く設定されています。特に通販サイトを見ると、その価格差に驚かされる事は少なくありません。

 今回は、自転車に乗りたいという動機をくれたイギリスに因んで、イギリスのReynolds社のホイールを購入しました。実は半年以上前からChain reaction cycles.comなどで価格調査を続けておりましたが、通販サイトの商品価格は為替の変動とSaleなどのイベントで価格の変動で常に価格が動く事が良くわかりました。最近は円安の影響でかなり価格が上がっていましたが、新年度のバージョンが発売されたせいでしょうか、私が狙いを付けていた商品に対してアメリカのcompetitive cyclistというサイトがこれまでにない価格を提示していたのを見つけ、先日迷わずクリックしました。



I have been investigating the price of my favorite  high rim carbon wheels for more than 6 months. And   I found the lowest price ever on the website in the United States by chance.

 明らかに安値で販売されていると本当に送られてくるのかという不安はありますが、今回の値引きは、新シリーズのホイールが発売され、「型落ち」になったためと読み取れましたので、理にかなった対応なのだろうと判断しました。

 注文を確定してから、多忙な時期であった事もありますが、不安を覚える前に商品は到着しました。到着まではおよそ1週間。受け取りの際に国内の消費税3500円を取られましたが、送料と消費税をあわせても1213万円程度でしょうか。国内通販価格が2326万程度と表示されていますので、およそ半額でした。

 さて、手元にホイールが届いたのは良いのですが、そもそも一人前の自転車乗りは、ホイールへのタイヤの装着や調整など自分で行う事が出来る方が多いのですが、当然私は出来ません。国内の自転車店では、完成車か、店舗内で部品を選んでの組み立てがサービスの主体であり、他店で購入した部品を取り付けるサービスというのはあまり喜ばれません。

 断られる事も覚悟の上で、自転車を購入したY店に電話をかけてみると、やはり他店で購入した商品についてはトラブルとなっても責任が持てないので本当は対応したくないが、希望される場合には通常の二倍の料金で対応しているとのお返事でした。まあ、人件費を考えれば納得出来る対応ですので、メンテナンスも含めてよろしくお願いしました。

 先週の水曜日に輸入したホイールと自転車本体を持ち込み、タイヤ、その他の部品を選択し、お願いをして帰ってきました。このときに元々装着していたUltegraのホイールは持ち帰りました。





 さて、取り付け完了の電話を頂いた翌週の火曜日に再度店舗に足を運びました。

 奥の部屋から我が相棒が出てきました。ホイールが代わるとインプレッションはまるで代わります。元々、KOGAのフレームは白黒のツートーンの塗装でしたが、今回装着したReynoldsのホイールが同じく白黒で美しく調和しています。勿論ホイールは屋外で走行中は見えませんが、寝室のベッドサイドに留め置かれている姿の方が眺める時間は長い訳で、美しいにこした事はありません。


Vittoria Corsa,  tubular tires for the wheels
タイヤはチューブラーで、担当のMさんの推奨もありVittoriaCorsaにしました。赤いラインがアクセントになって美しい(ちょっと走って帰ったところ赤も煤けてしまいましたが)。




ホイールの変更に合わせて、ブレーキシューも付属のカーボンホイール専用に取り替え、スプロケットも新規にもう一組購入しました。元のスプロケットを付け替えても使えたのですが、気軽にホイールを切り替える為にはこの方が効率的です。写真は参考イメージなので実物とは違うかも知れませんが、CS-6700の一番外側の歯数が二つ少ない12−23という
 組み合わせを購入しました。
Ultegra sprocket, CS-6700 12-23T

店舗から自宅までの道のり6km弱をゆっくりと走らせて帰りました。走り心地は軽く、またスピードが出てからも安定したスピードが維持出来ているように感じましたが、感じただけかも知れません。

Before (Last April)


日中に走れる環境で早く試走してみたいところです。今年のレースはこの古賀レイノルズ君と一緒に臨みます。

After (April 2013)