Wednesday, 29 May 2013

I bought an Adamo Breakaway Saddle from Chain Reaction Cycles. Chain Reaction Cycles購入記。Adamo Breakaway Saddleを買いました。

I bought an Adamo Breakaway Saddle from Chain Reaction Cycles, UK, recently.  This saddle does not interfere perineum blood flow and so it does not cause erectile dysfunction.

Chain Reaction Cyclesでお買い物をしました。


いつだったか、Evans Cyclesの通販を利用した事を書きましたが、Chain Reaction Cycles はEvans Cycles と同じ英国の通販サイトです。自転車関連製品の海外通販の利点は日本ではなかなか手に入らない希少な商品が手に入ったり、品揃えが豊富であったりという点が挙げられます。また、先日competitive cyclists で購入したwheelのように単価が高い商品の場合には、圧倒的に国内よりも安価で手に入る場合があり大変魅力的です。

時間がかかる事を覚悟の上で注文する事が多いのですが、実は納期も早いのです。前回のwheelは1週間足らずで届きました。そして今回も注文が確定してから手元に届くまで3日で届きました。

I received the saddle within 3 days

 実際には画面に表示された金額以外に受け取りの際に1235円の支払いを要しました。金額については、今回は国内の通販には負けていますが、在庫の有無を問い合わせても教えてくれなかったり、カードが使えなかったりといった事情があったのです。
Domestic consumption tax (500 yen) and duty handling fee (735 yen)


 現在まで使用していたサドルはKOGA KIMERA 3Kの完成品に乗っていたもの。ゴールドのロゴはケーブルやタイヤとコーディネートされていて私のお気に入りの一品でしたが、いかんせん、お尻が痛くなり、会陰の血流が阻害されるのです。自転車を降りた瞬間から滞っていた会陰部の血流が一気に再開する感覚が良くわかります。特にDHポジションを取った時にお尻の座りが悪く、長時間ポジションを維持出来ないという私の個人的な事情がありました。ですから、今回のサドル交換の理由は、この痛みであり、erectile dysfunctionも人ごとではないぞという不安感であり、といったところです。

Slightly wider body, Slightly shorter nose

 幅はほぼ同じくらい、ノーズの長さ数センチほど短めで、一番は会陰の血流を阻害しないように真ん中が空洞になっている事です。写真では分かりにくいですが、この種類は座骨部分にpadとgelが入っていて座り心地を良くしているそうです。





 納車の際にはセット済みだったため(恥ずかしながら知りませんでしたが)目盛りがあったんですね、サドルのレールには。元々のサドルの目盛り位置とほぼ同じあたりにセットをしました。

It is not too bad, is it?

 
元々のサドルが白基調だったためさほど違和感はありません。どなたかのblogには思った以上にダサいと書かれていましたが、僕の印象では思ったほどダサくありません。思ったよりもイケテルように思います。ためしに20kmほどrim drive racerで走行してみましたが、一番の改善点はDHバーをつかんだスタイルが辛くない事です。

Sunday, 12 May 2013

Half Marathon in Northern Horse Park, 馬と草原と大地の風に抱かれてノーザンホースパークマラソンを楽しむ

Hokkaido is the northern island of Japan and there are lots of horse farms in Hokkaido.

 北海道の空の玄関である新千歳空港の傍らには牧場がいくつも存在する事を皆さんはご存知でしたでしょうか。昨年、なんとなく眺めていた北海道のガイドブックの中に馬のテーマパークがこの新千歳空港のすぐそばにあることを知り、いつか行ってみたい場所の一つになっていました。
Today's half marathon was held in Northern Horse Park, next to Shin-Chitose international airport.


 そのノーザンホースパークというテーマパークでハーフマラソン大会が実施されるというのですから、興味が湧かない筈がありません。幸か不幸か、同じ日に予定されていた横浜トライアスロンに抽選で落ちてしまい、これはもうエントリーするしかないと喜び勇んでポチっとしました。

 「出走」は午前11時と遅めで、チップは郵送されて来ていたので、当日朝に新千歳空港に10時に到着(JL505)し、南千歳から現地入りしようというプランでしたが、、、これは、ついつい本州の人間がしてしまう失策でした。北海道は広いのです。南千歳からの連絡バスに乗り遅れた方と二人でタクシーで現地に向かいました。来年以降の参加希望の皆様の為にアドバイスするとすれば、10時前には到着しておいて、空港を10時に出発するパーク行きバスにのる事がオススメです。

 現地到着は10時40分。急いで荷物を預け、トイレを済ませてスタート待ちの集団のもとに急ぎます。ホースパークですから看板も独特です。ここは常に馬が優先!馬は急に止まれないのでしょう。

馬車優先
Priority to Horses, Carriages
I have never seen the message like this in Tokyo.

 首都圏で行われるマラソン大会とは比べるまでもなく参加者が少ないのどかな大会です。ただ、私は体が大柄なせいかも知れませんが、右にも左にもランナーがギューギュー詰めの大会は性に合わないのです。初心者ランナーのくせに生意気ではありますが、3月にGeorgiaで広々とした道路を走って以来、やはり走るなら参加者の少ない大会でのびのびと!と思うようになってしまいました。

参加者はこのくらい。500名くらいでしょうか?
It seemed about 500 runners waiting for the start. much much fewer than the events in Tokyo or other big cities

元気なうちに自分撮り。今日はのんびりの予定で。
Planning to run like a "long slow distance training" since I have been in trouble having lumbago for months.

 中央競馬でのGIレース前に奏でられるファンファーレが鳴り響くと、スタートのカウントダウンが始まります。谷川真理さんのカウントダウンでスタートしました。

 パークがとても広いので最初の1、2キロは敷地内です。 皆さん、わいわいがやがや、ゆるゆると走り始めていますが、パークならではの応援もあり、気持ちは高ぶります。サラブレッドに騎乗したスタッフの方や間の抜けた姿が可愛いロバなどにカメラを向けるランナーが大勢居ました。(私もその一人ですが)。
Horses cheered us up


and a donkey, too.

 私道と公道の区別が分かりにくいのですが、2kmほど走るとなんとなく、敷地の外かなぁと言う事に気づきます。それでもまわりは草原が広がり、「牧場」「ファーム」といった看板が一つ、また一つと視野に入ってきます。

 軽い上り、下りはありますが、のどかな景色を眺めてのコースは心が癒されます。気がつけば向こう側に馬が群れていたり、ほんのりと香ばしい空気に包まれたと思えばそこには乳牛が居たりと、まさに農場を走る大会です。
視野に馬の群れが入るだけで癒されます
Beautiful scenery and horses 



 道路はほんの数百メートルの例外を除きほぼ全コースがランナー専用道でした。ボランティアの皆様、警察の皆様のご支援のもと、安全に走る事が出来ました。恐らく、人の数の何十倍も馬や牛がいる地域でしょうから、沿道の声援はあまりありませんが、時折温かく声援を下さった地元の皆様もおられました。ありがとうございました。

気にするなと言われても気になる牛乳給水
"Milk Aid" 300 meter Ahead
エイドは4km、7km、11km、15km、17kmあたりの5カ所でした。走った印象では十分な数のエイドだと思いました。 通常の水、スポーツドリンク(アクエリアス)のエイドがメインですが、その他に4km過ぎではミルクが、15kmすぎではパンとバナナが、17kmすぎではとうきびが振る舞われました。レース中のミルクはどうかなぁ?と思いましたが酪農家の皆さんに勧められるミルクを飲む機会など何度もあるものではありませんので有り難く頂戴しました。これはこれは美味しい牛乳でした。
牛乳 = Milk


 今年になってから腰痛に悩まされていた事、3月にAlbany, Georgiaでフルマラソンを走って以来余り走り込みをしていなかった事もあり、今回のレースは最後まで歩く事なく、ペースを維持しての完走を目標にしました。

 先週のLong Slow Distanceで休み休みながら25kmを走り、それなりの手応えをつかんでいましたので、ゆっくりであれば出来るかなぁと、最初は7分/kmで走り始めました。さすがにそれはゆっくり過ぎたのか、前回のフルマラソンの時を思い出し、6分30秒台で維持して行きました。
 11kmを越えて、恐らくまだまだ行けるかなぁと思い始め、最後の5kmはさらに上げてみました。結局、ラストの1kmは6分8秒まで上げましたが、まだ走れそうな余力は残っていました。
 18kmすぎからはパーク内を走りました。まだ3kmもあるのに、もうパークに入ってしまっていいのかな??と思いながら走っていると、ぐるりぐるりと敷地内をまわり、気がつけば3kmを走り本部前のゴールに到着していました。

地図で見ると空港のすぐとなりに見えますが、空港もパークも牧場もとても大きいのです。
The course map and pace, elevation
I might be able to run a bit faster than this. But I am satisfied that I have done without lumbago or knee pain.


 よく考えてみれば、昨年の12月に2時間を切った時には一度も6分を越える事なく走っていましたから、かなりゆっくり走った事になります。とはいえ、最後まで腰痛に悩まされる事もなく、膝も痛まずにゴール出来た事は大きな収穫でした。そして何より、馬と草原と大地の風に抱かれてハーフマラソンを走る事が出来た事に感謝します。

ランナーに振る舞われる昼食。あれやこれや食べ放題でした。
Runners' meal after the race. Thanks for everything

 大変良い大会でした。

Wednesday, 1 May 2013

Rim drive indoor bicycle trainer by Minoura ミノウラのRDA2429-R購入記

Rim Drive indoor bicycle trainer RDA2429-R by Minoura, Japan
It has been a long time since I rode my bike outside.  I knew I should but I haven't for several reasons.  It is only 2 months from my first triathlon race in 2013. So I bought this gadget recently.

自転車に乗らない日々が余りにも長く続いたので、トライアスロンシーズンを前に一念発起し、こんなものを購入しました。リムの部分に負荷装置が接続するリムドライブ式ローラーです。

ポイントは、
1.乗りたくなったらいつでも乗れる。
2.常時据え置き。片付けない。
3.家庭内でも許容範囲の騒音と振動。

この三つを満たしてくれる機材を捜しているうちに、いくつかローラーには種類があることを学びました。競輪選手が使っているような三本の金属製ローラーの上を走る方式がまず正統派のようでしたが、家庭内での使用に耐えうる騒音ではないとのことで却下しました。次に主流なのが後輪のタイヤでコロコロと負荷装置を転がすタイヤドライブ方式でした。これは各社から製品化されているようなのですが、問題点としてタイヤが摩耗してしまうという事でした。

そして最後に残ったのが、ミノウラ社オリジナルのリムドライブ式でした。負荷装置がホイールのリムの部分に左右から接して負荷を掛ける方式のためタイヤのスリ減りがなく、結果的に騒音も一番小さいようでした。

 This gadget is only made by Minoura called rim drive unit, rubber rollers contacting rim side walls from both sides.

説明書通りに組み立ててみたのですが、妙に負荷が強く、騒音も大きくなってしまったので、他の購入者のブログを読みあさりYou Tubeの投稿を眺めたりして、見よう見まねでリムと負荷装置の設置点の微調整、ホイール固定位置の微調整を行いました。そうこうするうちに、丁度良いポイントが見つかり、快適に走れるようになったわけです。

The problem is the noise and libration produced by this gadget.  I prepared two kinds of mattress under the road bike.

心配なのは、階下への振動や騒音のトラブルです。やはりマンションでのローラーというのは無理があるわけですが、可能な限りの配慮はしておきたいと考え、二重にマットを敷きました。上の黒いマットがヨガ用のマット、下のがコルク風の厚みのあるマット。さすがに二枚敷くと振動も騒音もかなり軽減されているようです。


角度を変えて見てみると厚みがおわかり頂けますでしょうか。

実際に動かしてみると、これがかなりの重労働でした。通常、屋外で自転車を漕いでいるときは、必ずしも常時足を動かしているわけではなく、信号待ちや下り坂など足を使っていない場面がかなりあったのだという事がよく分かります。

Definitely, it is really tough work to keep pedaling for more than half an hour with this gadget.  It will not be long before drenching sweats running. 

負荷装置の設定は軽いまま、ギアもフロントはインナー、リアも中くらいの軽いギア設定で走りましたが、それでもあっという間に汗が吹き出し、額からポタリぽたりとたれてきました。一度たれてきた汗は止まることなく落ち続け、最終的に自転車を降りる頃には自転車の下に水たまりが出来ていました。まだ、30分以上トレーニングを続けていません。首と顔とフレームにタオルを準備して、徐々に時間を延ばして行く予定です。