Monday, 12 January 2015

Hakone EKIDEN Journey vol.05 #箱根駅伝お遍路 その5、3区後半まで。

 いよいよ3区までやってきました。

前回も引用させて頂きましたKameno's Digital Photo Logより

戸塚中継所→湘南新道→(藤沢)→国道134号→(茅ヶ崎)→(湘南大橋)→平塚中継所 遊行寺の坂を下り浜須賀交差点を右折すると湘南海岸に出るフラットなコースで、難敵は海風くらいという障害が少ない区間である。 
従来はこの3区はつなぎの区間とされてきたが、4区の距離短縮に伴い2区と同様の重要区間と位置づけられることが多くなった。そのため、2区の流れを持続又はつまずきを取り返すために、力のある選手を置くチームも多く、最近はこの区間でもごぼう抜きが見られるようになった。 
東京から小田原までのコースは東海道線と接近しているため、ファンはもちろん、出場校の走り終えた選手やコーチ、監督、付き添いなどが電車を使って移動することが多い。したがって、大会開催中は移動の車中で選手や監督などに遭遇することもある(学校ごとに揃いのグラウンドコートを着ている)。

 コースはこんな感じになります。戸塚中継所から藤沢まではちょっと高台を走り、藤沢に向けて下っている感じ。さらにそこから先はずーっと平坦なコースが続いています。

Hakone EKIDEN journey started from Totsuka Station today.  It took about 40 minutes from Shinagawa Station. I woke up early to get there this morning.

 正確には、一昨日にゴールしたのは戸塚駅で、戸塚中継所にはまだ到達していないため、今日は7時19分の東海道線に乗り戸塚駅へと向かい、戸塚駅からからスタートしました。



Tokaido-line, departed Shinagawa 7:19 am.
  わざわざ、ジョギングをするのに電車に乗って遠方に出向くという壮大な時間のムダに良心の呵責を感じつつ、ぼんやりと夢現のはざまをまどろんでいるうちに戸塚駅に到着しました。

Totsuka-station, started at 5minutes to eight.
  あまりの寒さに上着を着たまま走り始めました。駅の前に国道一号線が走っているので、ここからスタートします。戸塚駅から「もう一本の国道1号線」を進むと、そこはかなり急な上り坂でした。ウォーミングアップを兼ねてと思っていましたが、あっという間に汗が噴き出してきましたので、坂を登りきったところで一旦立ち止まり、上着を脱ぎました。そこで、ふと後ろを振り返ると、ちょうど、二本の国道1号線が合流する地点だったのです。

 そしてよく見ると、あの「つり具」の看板、あそこが戸塚中継所でした。まあ、あそこまで戻るのも面倒なので、写真だけで割愛します。
Totsuka Transition Point, The 2nd transition point.

Mount Fuji
  と、同時に、富士山も綺麗に見えていました。ここから先、所々で富士山が見えてきます。

Add caption
  藤沢へと向かう道は真っ直ぐです。

  国道1号線から離れて、県道30号線に入りました。どうやらこのあたりから藤沢市に入ったようで、あちらこちらに護憲的なスローガンの看板が掲げられていました。ま、それはそれなのですが、もう一つ残念だったのは、この30号線の歩道はムダに高低が多く、体力を奪われました。


Fujisawa Bridge, Fujisawa Station is on the left

a bridge...which name I don't know.
  なんの路線だかわからずに橋を越えましたが、後で調べるとこれは小田急線の路線だったようです。
Odawara, Chigasaki on the left.


 Y字路の真ん中に大きな建物、藤沢警察署がでーんと構えていました。この右のほうが正しいルートですが、ちょっとだけ左に行って信号を渡り、右へ向かいます。

Shonan Koka(Industrial) University
ちょうどこのあたりが、辻堂駅の最寄り地点になりますが、まだ足も快調なのでそのまま茅ヶ崎まで進むことにしました。


Mount Fuji, again

Entering Chigasaki-City

茅ヶ崎市に入りました。

Matsushita-Seikei Juku, private school for politicians founded by Konosuke Matsushita, the founder of Panasonic
  思いがけず、松下政経塾の門を見つけたのでパチリ。かなり広々とした校舎、敷地でしたが、人影は見当たりませんでした。

Pacific Ocean ahead!
  この先を右に進むと茅ヶ崎、小田原に向かうようですので、つまりは太平洋に出たのかと思うと胸が躍ります。。

  海はもちろんなのですが、見事な富士山が出迎えてくれました。こんなに素晴らしい富士山が拝めただけで、今日、ここまで走ってきた甲斐があったと感じられるほどです。


Pacific Ocean

 もちろん、進路の左手は太平洋が広がっています。これも気持ちを高揚させてくれます。正面に富士山を拝みつつ、左手に潮騒を聞いて走るこのコースほどランナーとして心地よいコースはないのではないかと思えてきます。湘南国際マラソンのクリック合戦があれほど熾烈なのもうなづけます。


 湘南界隈のマンションはどことなく南欧風で、おしゃれな作り。晴天に誘われてでしょうが、時折、すれ違うサーファー達も、サーフボードをサイドに設置する金具付きの自転車に乗って浜辺へ向かっていました。


 今日は、ここ茅ヶ崎駅最寄の地点までとしました。ここから茅ヶ崎駅まではおよそ1kmくらいの距離。軽くクールダウンにはちょうどいい距離です。

Chigasaki Station



 不思議なことに、後半、海が近づくにつれて足取りも軽くなり、スピードも上がっていました。3区終了まではあと7kmほど。平塚中継所までは次回に持ち越しです。

Saturday, 10 January 2015

Hakone EKIDEN Journey vol.04 #箱根駅伝お遍路 その4、2区完走へ

 お正月の2日間で大手町から箱根へ、箱根から大手町へ多くの仲間や関係者の夢を襷に委ねて200名の選手達が疾走しました。まだ、感動の覚めやらない中で今日は2区の残りの区間を走ります。

 前回、鶴見中継所から横浜駅までの8km余りの区間を夜に走りましたので、今日は横浜からのスタートです。

 先人のブログによりますと、
第82回(2006年)から最長距離区間ではなくなったが、それでも各校がエースを揃えて争い「花の2区」と呼ばれ続けている区間。 
箱根に限らず2区はその後の流れを決める重要な区間に挙げられることが多いが、各校のエース級の選手はほぼ均等な力を持っているため、ペース配分のミスやアクシデント発生以外の理由では差が広がりにくく、この区間の結果が総合優勝争いに直結することはほとんどない。 
鶴見中継所から横浜駅前を経由して保土ヶ谷駅までは標高差がほぼゼロの平坦なコースであるが、そこから東海道五十三次で箱根越えに次ぐ難所といわれた権太坂と、戸塚中継所手前残り3km地点の急勾配があり、これら後半の難所をいかに攻略するかが最大のポイントとなる。 
上記の理由から鶴見中継所では差が付かないことが多く、ごぼう抜きや大ブレーキが頻繁に起こる区間でもある。エースの結果いかんで後の流れが決まってくるともいわれる。 (Kameno's Digital Photo logより)
 
・横浜駅付近は遊歩道を確認。
・高島町付近から右側を走る。
・権田坂過ぎたら左側を走っていたほうが良い。
・不動坂から先は歩道がないので戸塚駅へ迂回。
 (地図確認)
・藤沢駅を過ぎ、JRを超えたらすぐに右側を走っていたほうが良い。
 (藤沢警察署を右に曲がるため)  (一人箱根駅伝・ルートラボ より)

 たまたま私には箱根駅伝のルートを一人で走る猛者の友人がいるので知っていましたが、このくらいの距離を休日の楽しみとして嗜んでしまう猛者がたくさんいるようです。

 かくいう私は、普通の初心者ランナーですので、今日もこまぎれで走ります。横浜から先のルートはこんな感じです。(一人箱根駅伝・ルートラボ より)。横浜から保土ヶ谷駅までの5kmほどは平坦ですが、そこから権太坂が1.5kmほど続くようです。さらに終盤の戸塚駅付近でも高低があり、単純に距離だけで行程を考えていると辛い思いをしそうなコースです。

 

Lockers cost 300 yen per day to keep personal belongings.

荷物は横浜駅のコインロッカーに預けました。手ぶらで走ります。

Started from East entrance of Yokohama Station

前回終了した東口からスタートします。



 正確には通り向こうの高架下を走らなければいけないのですが、右折の際に歩道橋を渡らなければいけないなど不便なので、若干のルート変更で高島町交差点までは駅前から直接向かいました。


Route One!

 小田原、戸塚方面の国道1号線をひたすら進みます。わかりやすい。

Totsuka -11km to go, Odawara - 52km to go

京浜急行戸部駅。ここから戸塚まで11km、小田原まではまだ52kmもあります。


Hodogaya Station, about 3km from Yokohama Station
  保土ヶ谷駅に到着するまではほとんど平坦な道のりでした。歩道も広く快適な部分が多かった気がします。保土ヶ谷駅の改札口前を過ぎると、歩道沿いには昭和の香りがプンプンする飲食店が軒を連ねていて、夜ならばまた違った雰囲気も味わえたんでしょうが、昼間の飲食店街はくすんで見えました。


 保土ヶ谷を過ぎるとじわじわと上り坂が始まります。箱根駅伝の中継でもよく紹介される権太坂です。始めのうちは賑やかな街並みのなかを緩やかにのぼるのですが、次第にまわりは林に包まれるようになり、いくらか体を包む空気もひんやりしてきます。



 権太坂上のバス停を見つけ、ようやく登り終わりかと喜びましたが、このあとももう少し登りました。そして、気がつくと

Totsuka Ward, still in Yokohama City

戸塚区に入ったようです。区ですから、行政区分としてはまだ横浜なのでしょう。ですから今日のゴールが戸塚駅だと横浜市内の移動で終わりますし、藤沢まで行ければ横浜市から藤沢市まで移動したことになります。



 権太坂を過ぎると、そのあとはしばらく平坦な道のりが続きます。



 山崎パンの工場横を通過しました。ここの手前には第一パンの工場もあり、激戦区なのでしょうか??

Right or left? Hakone-EKIDEN runners go right, so I chose the same way...but

本日の走行距離も10kmを超え、まだ快調に足が動いていましたが、ふと気がつくとY字路にさしかかりました。道路標識をみると、右も左もどちらも国道1号線と表示されています。左へ行くと戸塚駅に向かうようです。箱根駅伝ルートを確認してみると進路は右となっていましたので右へ向かいました。すると、、、
there was no pavement...no way for runners.
 悲しいかな、歩道がありません。反対側を見ても歩道がないのですが、止むを得ず路側帯をトボトボと走り始めました。すぐに歩道が見えてくるかと思いきや、まったくそんな気配はなく、そのまま橋を渡ることになったりで、大変怖い思いを致しました。

しばらく進むと立体交差に差し掛かり、歩行者は強制的に下に下されました。もう一度坂を登れば良いかと割り切っていたのもつかの間、

There was no way to go straight, I changed today's goal and headed for Totsuka-station.

 坂を下りてみると、再び坂を登る道はありませんでした。どうやら今日はこれで終わりにしたほうがよさそうです。というより、やめてしまいたいと思ってしまいました。しかたなく戸塚駅に向かうべく左折しました。



 走り終えた後は、糖質を補給します。炭酸と果汁で喉越しが心地よいのでOrangenaをしばしば選択しています。カロリーゼロの甘味料入り飲料は選びません。



 あわよくば藤沢までと思い走り始めましたが、帰り時間を気にしたり、最後のコースで歩道がなくなり、モチベーションがくじけてしまったりで、戸塚までで切り上げた結果、わずか13kmで終了となりました。恐らく中継所もすぐそこなのですが、中継所も藤沢以降も次回に持ち越しです。