いよいよ、私の今シーズン最後のトライアスロンレースまであと2日と迫りましたが、今シーズンはオリンピックディスタンスを2戦経験し、そして、その合間に比較的小規模なアクアスロンを3レース走りました。
東京の城南地区のトライアスロン連合では、合同でアクアスロン大会を開催しています。私が所属している港区は参加していませんが、近隣の目黒、渋谷、世田谷、大田の4地区のトライアスロン連合が持ち回りで7月から10月の間に5戦開催されているようです。それぞれの大会で入賞者を表彰するほか、5戦トータルのポイントランキングでも表彰をするという趣向が競技者心をくすぐります。
もっとも、私はランが遅いので表彰の対象などとはほど遠い存在ですが、小学校低学年の息子はこれまで4戦のうち3戦に参加し、比較的参加者の少なかった日本学園戦でビッグポイントを獲得したことで大いに気をよくしています。こういう形で小さいときからトライアスロンに馴染める環境は、裾野の拡大への取り組みとしては素晴らしい事だと思います。
9月16日は、世田谷区の砧公園に隣接する総合運動場でのアクアスロン第四戦が開催されました。室内50mプールの300m泳に始まり、ブールの外のスペースでトランジション、階段を上がって公園内の通路を走路として、最後はトラックを走ってゴールするというなかなか楽しめるコース設計でした。
もちろん、トライアスロンに比べると規模は小さいですし、不自由に感じる部分もありますが、これまでのアクアスロンシリーズ同様、スタッフの皆様による手作り感が温かく、またトライアスロンは敷居が高いけれども興味があるという人たちにとってのトライアルとしては十分なイベントと思われます。
さて、では私自身、このアクアスロン大会で得るものがないかというとさにあらず。短距離ですので短時間で終了しますが、私にとって一番の収穫は、トランジションの練習になったということです。スイム→ランというのは通常のトライアスロンでは生じませんが、スイムの後で迅速に次の競技へと切り替える試みとして、裸足でのランニングシューズの着用、トランジションでの無休憩など、実践で試験できたことは大いに収穫でした。
息が上がった状態から走り出し、どのくらいのペースまで上げる事が出来るかを、自分なりに試すことも出来ました。
この大会、地元のトライアスロン連合のボランティアの皆様により運営されています。息子は後一戦残していますが、私は終戦です。是非来年も参加したいと思っています。
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