いよいよ、本日は箱根駅伝5区を走る当日です。もちろんスタートは小田原駅ですので、小田原まで最短で行けるように7:04発のこだまに乗り込み小田原を目指します。
Kodama Express departed 7:04 from Shinagawa |
Today's Start point, Odawara Station |
そして、小田原駅に降り立つと思いの外日差しも強く、そして思いの外足が重いです。そういえば、前回茅ケ崎からスタートした時も最初は足取りが重かったのでした。きっと走っているうちに足も軽くなると信じてポツポツと走り始めました。ゆっくりと。
まずは駅前から小田原城周辺を走ります。
The bridge to Odawara Castle |
Odawara Chukeijyo (The 4th relay point of Ekiden) |
メガネスーパー本社前が小田原中継所と思われます。
85km from Nihonbashi = I have run 85km so far. |
気がつけば日本橋から85kmに到達です。
後ろに写っているのが蒲鉾で有名なかごせいの旧小田原中継所。
Entering Hakone Town from here. |
Hakone Yumoto Station. |
箱根湯本駅に到着しました。予定ではここまでの距離は5km、それもなだらかな勾配で足慣らし程度のはずでしたが、6kmを終えて、足もそれなりに疲れました。
Hakone Yumoto Station |
The first break point at 7km |
一回目のコンビニ休憩はここのセブンイレブンで。中継所からだと6km弱、小田原駅からだとほぼ7kmのところ。下調べの結果、この先コンビニの数は限られていて、大平台、宮ノ下、小涌谷まででコンビニは終わり。そのあとは商店すら途絶えてしまうことがわかっていますので、計画的に休憩をとらないといけません。
Kanrei doumon, historical heritage of the Route 1 |
有名な函嶺洞門は通行止になっていて、その右手のバイパスを走ります。
Narrow road has very narrow sidewalk. quite dangerous to run. |
Short Break at Ohiradai |
大平台で二回目の休憩です。ここはコンビニではなく山崎パンの普通の商店でした。こういうところでも補給しておかないとという危機感がありましたが、結論から言えばこの先にはまだコンビニがありました。
Miyanoshita Onsen(SPA) |
The 3rd break at LAWSON. |
宮ノ下温泉にあるローソンで再び休憩。補給のお水、梅干し、冷凍アクエリアスなどを購入しました。
宮ノ下からさらにのぼると再び歩道はなくなり、この程度の幅の路側を走ることになります。幸いなのは上に登れば登るほど通行する車の量が少しずつ減ってくれることですが、それでもバスやトラックが傍を通行する時は恐怖です。
The final stop at SEVEN-ELEVEN |
Hakone Yunessan (SPA) |
箱根小涌園、ユネッサン。ここからはひたすら坂道を走り、歩き、歩いては走りを繰り返しました。啓明学園という学校の脇を通り、九十九折の道を進むと、パッと視界が開けるところにたどり着きます。目の前に下り坂が見えるので、ここが最高地点かと錯覚するのですが、実際にはフラワーセンターという施設を左に見てさらに前進したところが最高地点になります。すぐそばに曽我兄弟の墓という施設がみえました。
Highest point of The Route 1 road.874 meter above sea level. |
最高地点を超える喜びはひとしおで、残りは下るのみと思うだけで心がワクワクします。まるで、ここまで頑張って登ったことのご褒美のように思えてきます。実際には、疲れがたまった足で急な下りを降りるのはなかなかきついのですが、それでも足取りは軽く感じられました。ここでだいたい走行開始から20km
芦ノ湖が目の前に見えてきました。もうゴールまではすぐなんだと思ったのですが、実はここから予想していたよりももう少し走ることになりました。
この鳥居の先の右手に恩賜箱根公園がみえますが、ゴールはさらにこの先です。
The last corner to turn right |
いよいよ最後の角が目の前に、、
そしてゴール!記念撮影! 実際の写真を見てびっくりしましたが、あまりに疲れてしまったせいか、写真をお願いした時にお腹を引き締めるのを忘れていました。でろーんと見苦しいお腹ですみません。
駅伝選手の像とともに一枚撮りましたが、こんなに苦しそうな選手の細い足をつかんだら転んでしまいますね。。
途中、かなり歩いた部分はありますが、それでもなんとか大手町から芦ノ湖まで到達することができ、目標は口に出して言ってみるもんだなぁとつくづく思います。それにしても、箱根駅伝を走っている大学生選手の皆さんはもちろん、その箱根を目指して日々精進されている選手の皆さんには本当に頭が下がる思いです。あの二日間のためにどれだけの努力をされているのかということを改めて考えさせられました。尊敬の一言です。
なお、走った5月6日、つまり私が走っている最中に噴火の可能性について気象庁から火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が発令されました。私自身は走りながら、町内放送で「大涌谷方面への入場規制」を耳にして、火山警戒警報かな?と気づいた次第でした。
復路については、道幅の狭いところを走る危険性、噴火のリスクとも相談しながら安全に走ることが可能であると判断した段階でスタートしたいなと、でも出来ることならば復路まで完走したいなと思っています。
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