このblogを開設したのは5月初め。3月の地震の頃からの自転車に関する自分の日記を別のサイトから移殖したので、開設時にはすでに2ヶ月前から始めていた様な体裁になっていましたが、実際にはまだ一ヶ月も経ちません。
実は今から14年前に私ブログを自分専用のドメインで書き綴っていました。当時はブログという言葉がなく、大学水泳部に所属していたこともあり、日々の活動を中心に力泳日記というタイトルで書いていましたが、物珍しさも手伝って多くの友人に閲覧してもらっていたのを覚えています。
昨日、その当時一緒に泳いでいた大学時代の後輩から、
「今ではフリー1000mと平泳ぎ1000mを続けて泳いで30分ほどで終わりです」
というメールをもらいました。彼にしてみれば、こんな少ししかという意味合いで送ってくれているのでしょうが、なかなかどうして、今でも結構泳いでますね。しかも速いじゃないですか。きっと平泳ぎもちょっとした自由形よりは早いくらいのスピードでしょうからまだまだ現役時代の体を維持しているのか もしれません。さすがです。
私はといえば、今では30分泳ぐともう十分という気持ちになります。昔のように速くは泳げませんし、速いスピードで泳げるほど人が少ないプールを独占できることも都内ではほとんどありません。
先日、やっとの思いで時間を空けて都心部にあるKONAMI SPORTSで泳いでいると、一番端の第1コースにぞろぞろとおば様たちが入ってこられました。私は第2コースを泳いでいたので、にわかに水中から見える足の数が増えたなぁと思っていたのですが、程なくして泳いでいる私は監視員に引き止められ、
「エクササイズの時間ですので移動をお願いします。」
と隣の第3コースへ移動を促されました。ここは4コースしかないお洒落なこじんまりしたプールです。もともと第1から第3コースを泳いでいた人たちがすべてひとつのコースに集められ、もはや泳ぐどころか、コースエンドで休憩するスペースもありません。ちなみに反対側の端っこ第4コースはウォーキングのおばさんたちがのっさのっさ歩いています。
エクササイズなど両手を広げる程度の感覚があれば2コースも使う必要がないように思えるのですが、監視員は
「通常、このかたちでお願いしているんで。。。」と答えます。
都心のすべてのプールが、、、と申し上げるつもりはありませんが、得てして都心のプールは小さめで、その上このようにコースを制限されることはしばしばあります。残念ですがガツガツと泳げる環境を確保することは容易ではありません。むしろ、ちょっと肩の力を抜いて泳ぐくらいの方が心穏やかに水泳を楽しめるかもしれません。
It was 14 years ago when I set up my first blog on the internet. The word "blog" was not popular at the time and I named "diary". It was about my swimming exercise since I was a member of swim team in the University.
Yesterday, I received a massage from one of my old team mate when I was in medical school swimming team. He was really a good swimmer in both breaststroke and long distance freestyle.
He wrote "I am swimming only a set of 1000m freestyle plus 1000m breaststroke and finish it in about a half hour." I guess he meant to say he swims only 2000m a time lately. But this message surprised me. He still is a good swimmer, way above the average level of mid thirty surgeon swimmers. Good work Akira-san.
I do swim a half hour every time but very slowly and comfortably. I never make flipturns because normally I share the narrow swimming lane with other swimmers and flipturns sometimes disturb them.
Last Saturday, I managed to make time to go to the membership-based fitness club to have a half hour swimming. Normally, the swimming pool is separated in two or three parts. Two or three lanes for swimmers and one for walkers. Occasionally one lane is used for swimming lessons or aqua-cise lessons.
When I was swimming, I noticed many legs came into the neighbouring lane and I found those were relatively old. Soon after that one of the club staff stopped me and urged to move to another lane since this lane is also used for aqua-cise. He explained that 2 lanes will be used for aqua-cise and only one lane is spared for swimmers.
It was obvious that there are more swimmers for one lane and those aqua-cise participants seemed to have enough space in one lane. But the staff continuously explained to swimmers
"Normally, we use two lanes for aqua-cise."
I was old enough to stop complaining about this any more. So I quitted swimming and went to the shower room.
I will not say that all the sport facilities in Tokyo have the same situation like this. But basically swimming pools in central area of Tokyo are relatively small and not very comfortable for competitive swimmers to make many flip turns.
Tuesday, 31 May 2011
Sunday, 29 May 2011
Can women also suffer from bicycle seat neuropathy? 女性にもサイクリングによる会陰部の感覚障害が起こるのか?
これまで3回にわたってCyclingとErectile Dysfunction(ED)の関連について過去の論文を検証してきました。残念ながら、論文を読み進めるほどに、自転車に乗る男性にEDや陰茎、会陰部の感覚障害が多く認められるという私にとっては信じたくない事実がより明白になっていきました。
そんな傷心の私の頭に一つの大きな疑問が浮かびました。女性はどうなの?と。
女性には陰茎や陰嚢がなく構造的には男性に比べてシンプルではありますが、男性と同様にサドルに乗ることによって内陰部動脈の血流が阻害されることが想像されます。
男性の場合ほど多くの論文がないのですが、一本だけ何とか見つけることが出来ました。これは自転車競技に参加するBicyclistについてランナーを比較対象にして会陰部の知覚障害を評価する論文で2006年に報告されていました。
48名の週に4回程度自転車に乗る女性と22名の週に5回程度走る女性について、比較しています。年齢の中央値(歳の順に並べて真ん中の人の年齢)は33歳。
陰部のvibratory thresholds(VT)の測定値を比較しているようで、VT値が低ければより敏感に振動を関知し、逆にVT値が高ければ知覚が低下していることを示唆します。会陰部のいくつかの部位についてVT値を測定した結果、bicyclistの女性達はrunnerの女性に比べてVT値が高かったのです。すなわち、何からの会陰部の知覚低下にcyclingが寄与している可能性が示唆されたわけです。
As I wrote previously, the correlation between cycling and ED seems ovious. There is a simple question came across in my mind...how about women??
There was one interesting article published in 2006. It was toTo evaluate the effects of bicycling on genital sensation and sexual function in women.
そんな傷心の私の頭に一つの大きな疑問が浮かびました。女性はどうなの?と。
女性には陰茎や陰嚢がなく構造的には男性に比べてシンプルではありますが、男性と同様にサドルに乗ることによって内陰部動脈の血流が阻害されることが想像されます。
男性の場合ほど多くの論文がないのですが、一本だけ何とか見つけることが出来ました。これは自転車競技に参加するBicyclistについてランナーを比較対象にして会陰部の知覚障害を評価する論文で2006年に報告されていました。
48名の週に4回程度自転車に乗る女性と22名の週に5回程度走る女性について、比較しています。年齢の中央値(歳の順に並べて真ん中の人の年齢)は33歳。
陰部のvibratory thresholds(VT)の測定値を比較しているようで、VT値が低ければより敏感に振動を関知し、逆にVT値が高ければ知覚が低下していることを示唆します。会陰部のいくつかの部位についてVT値を測定した結果、bicyclistの女性達はrunnerの女性に比べてVT値が高かったのです。すなわち、何からの会陰部の知覚低下にcyclingが寄与している可能性が示唆されたわけです。
As I wrote previously, the correlation between cycling and ED seems ovious. There is a simple question came across in my mind...how about women??
There was one interesting article published in 2006. It was toTo evaluate the effects of bicycling on genital sensation and sexual function in women.
Guess et al. J Sex Med. 2006 Nov;3(6):1018-27. Genital sensation and sexual function in women bicyclists and runners: are your feet safer than your seat?
AIM:
To evaluate the effects of bicycling on genital sensation and sexual function in women.
METHODS:
Healthy, premenopausal, competitive women bicyclists and runners (controls) were compared.
MAIN OUTCOME MEASURES:
(1) Genital vibratory thresholds (VTs) were determined using the Medoc Vibratory Sensation Analyzer 3000. (2) Sexual function and sexually related distress were assessed by the Dennerstein Personal Experience Questionnaire (SPEQ) and the Female Sexual Distress Scale (FSDS).
RESULTS:
Forty-eight bicyclists and 22 controls were enrolled. The median age was 33 years. The bicyclists were older, had higher body mass indices (BMIs), were more diverse in their sexual orientation, and were more likely to have a current partner. Bicyclists rode an average of 28.3 +/- 19.7 miles/day (range 4-100), 3.8 +/- 1.5 days/week, for an average of 2.1 +/- 1.8 hours/ride. The mean number of years riding was 7.9 +/- 7.1 years (range 0.5-30). Controls ran an average of 4.65 +/- 2.1 miles/day (range 1.5-8) and 5.0 +/- 1.2 days/week. On bivariate analysis, bicyclists had significantly higher VTs than runners, indicating worse neurological function at all sites (P < 0.05). Multivariate analysis found significant correlations between higher VTs and bicycling at the left and right perineum, posterior vagina, left and right labia. Increasing VTs at the clitoris, anterior vagina, and urethra were associated with age. In bicyclists, there were no correlations between VTs and miles biked per week, duration of riding, or BMI. Composite SPEQ scores indicated normal sexual function in all sexually active subjects. Neither group suffered from sexually related distress.
CONCLUSION:
There is an association between bicycling and decreased genital sensation in competitive women bicyclists. Negative effects on sexual function and quality of life were not apparent in our young, healthy premenopausal cohort.
Saturday, 28 May 2011
Bromptonの立ち位置、据わり位置
早くも都内は梅雨入りとなり、ツウキニストとは名ばかりに晴輪雨電の後者の比重が増しそうです。
昨日は、雨らしいという予報を鵜呑みし、最初から自転車を諦めて電車で通勤しましたが、今朝は思い切って自転車を片手に出勤しました。「自転車を片手に」というのはBromptonは玄関に置いてあるからで、山手線に乗るときも地下鉄に乗るときも「自転車を片手に」乗っています。出入り口と座席の間の細い隙間がBromptonには丁度良いスペースなので、ここを確保できないほど人が多いと、周囲の人たちにご迷惑をお掛けする危険を孕みます。
頑張りすぎて出勤すると汗が止まらなくなり仕事にならないので、行きは池袋から自転車にのりました。池袋西口で禁煙監視員なるおじさんの傍らで私がBromptonを組み立てたところ、その一部始終を眺めていたおじさんは、私に向かって
「いいねぇー」
笑顔で別れを告げて一路職場へ向かいました。
池袋から加賀へ向けて走っていると、自動車にとって走りやすいルートは必ずしも自転車には当てはまらないと言うことがよく分かります。自動車であれば決して選ばないようなルートでも、自転車だと快適に走ることが出来るのです。敢えて自動車が走りにくい一方通行を設定し、自動車を受け入れていないのではないかと思う節もあります。
帰りもまた、板橋区の小径を抜けて池袋の西口を抜けて南側の通称びっくりガードを抜けて明治通りに入りました。明治通りに入った時点でまだ19分しか経っていませんでした。新宿三丁目まで南下し、靖国通りの一本南の路から右折して外苑西通りに入りました。
あとはツルツルと外苑西通りを南下し、快調に飛ばしていきました。60分を切ったタイムでの自宅到着を目指していましたが61分20秒でした。それでも池袋までのルート改変により若干距離が短くなったこともあり、これまでの記録を2分以上縮めての帰宅できたことは十分満足できる結果でした。夕食前のエクササイズとしては丁度良い負荷と感じられるようになってきているのが何よりの収穫です。
昨日は、雨らしいという予報を鵜呑みし、最初から自転車を諦めて電車で通勤しましたが、今朝は思い切って自転車を片手に出勤しました。「自転車を片手に」というのはBromptonは玄関に置いてあるからで、山手線に乗るときも地下鉄に乗るときも「自転車を片手に」乗っています。出入り口と座席の間の細い隙間がBromptonには丁度良いスペースなので、ここを確保できないほど人が多いと、周囲の人たちにご迷惑をお掛けする危険を孕みます。
この写真は営団地下鉄車内。山手線に比べ若干隙間が狭いためBromptonの据わりが悪い。 |
"TSU-YU" means rainy season in Japan. Usually in Tokyo, we have "TSU-YU"(=rainy season) from early June and to mid July. This year TSU-YU started a bit earlier.
Today's weather forecast in the morning said "a little chance of rain." So I bet on the bigger chance of fine weather and left home "with my Brompton on my hand". On the way to my office, I take trains of either overground or underground. The trains I take in the morning is usually not too crowded and I can find a place for my brompton on the floor. The best position for my brompton is the space between the door and the end of the bench seat.
頑張りすぎて出勤すると汗が止まらなくなり仕事にならないので、行きは池袋から自転車にのりました。池袋西口で禁煙監視員なるおじさんの傍らで私がBromptonを組み立てたところ、その一部始終を眺めていたおじさんは、私に向かって
「いいねぇー」
笑顔で別れを告げて一路職場へ向かいました。
池袋から加賀へ向けて走っていると、自動車にとって走りやすいルートは必ずしも自転車には当てはまらないと言うことがよく分かります。自動車であれば決して選ばないようなルートでも、自転車だと快適に走ることが出来るのです。敢えて自動車が走りにくい一方通行を設定し、自動車を受け入れていないのではないかと思う節もあります。
帰りもまた、板橋区の小径を抜けて池袋の西口を抜けて南側の通称びっくりガードを抜けて明治通りに入りました。明治通りに入った時点でまだ19分しか経っていませんでした。新宿三丁目まで南下し、靖国通りの一本南の路から右折して外苑西通りに入りました。
あとはツルツルと外苑西通りを南下し、快調に飛ばしていきました。60分を切ったタイムでの自宅到着を目指していましたが61分20秒でした。それでも池袋までのルート改変により若干距離が短くなったこともあり、これまでの記録を2分以上縮めての帰宅できたことは十分満足できる結果でした。夕食前のエクササイズとしては丁度良い負荷と感じられるようになってきているのが何よりの収穫です。
Friday, 27 May 2011
Erectile Dysfunction due to cycling 自転車に乗ってEDになるのか?3
このテーマもこれで3回目になります。
2004年になると、別の視点からの報告が登場しました。
Dettoriらは、長距離自転車競技の大会に参加する463名の選手達を大会後一ヶ月間観察したところ、大会後1週間後で4.2%の参加者が、1ヶ月後で1.8%の参加者にEDの症状を認めました。
EDの症状を認めた参加者の特徴を詳しく解析した結果、ロードバイクに比べてマウンテンバイクに乗った選手でEDが多いこと、サドルの高さがハンドルバーよりも低い自転車でEDが多いこと、大会中に陰部の感覚障害を訴えた31%の参加者の中にEDが多いことが明らかになりました。
Decttori et al.J Urol. 2004 Aug;172(2):637-41. Erectile dysfunction after a long-distance cycling event: associations with bicycle characteristics.
2007年にGemeryらが発表した論文は、視覚的にも分かり易い論文でした。三次元CTという画像解析技術を用いて、ロードバイク上のCyclistの姿勢とサドルの形状によって会陰部の血管がどのように変化しているのかを観察しています。
具体的には通常のレース用のサドルと中央に陥凹のあるサドルの二種類で、肘を伸ばしてハンドルを握った姿勢と上半身を倒してエアロバーと呼ばれるハンドルに肘をついた姿勢の二つの姿勢でそれぞれ骨盤周囲の血管走行を三次元CTを用いて解析しているのです。
full forward lean with aerodynamic bars
Gemery et al. BJU Int. 2007 Jan;99(1):135-40.
Digital three-dimensional modelling of the male pelvis and bicycle seats: impact of rider position and seat design on potential penile hypoxia and erectile dysfunction.
さらに2008年にSchraderらは、全米の大都市の自転車警察官を対象にSaddle noseのないnoseless saddleを6ヶ月間試みてもらい、noseless saddle使用前後でのED、感覚障害の変化を調べました。noseless saddleにすることで会陰部の圧迫は66%軽減しています。
個別に回答の得られた90名のほとんどは、業務に支障を来すことなくnoseless saddleに乗り、6ヶ月の後に元のサドルに戻すことを希望したのは僅かに3名でした。また、乗車中に陰部の感覚障害を一切経験しなかったと回答した割合は、従来のサドル使用時の27%から82%に増加したそうです。
Schrader et al. J Sex Med. 2008 Aug;5(8):1932-40. Epub 2008 May 7.
2004年になると、別の視点からの報告が登場しました。
Dettoriらは、長距離自転車競技の大会に参加する463名の選手達を大会後一ヶ月間観察したところ、大会後1週間後で4.2%の参加者が、1ヶ月後で1.8%の参加者にEDの症状を認めました。
EDの症状を認めた参加者の特徴を詳しく解析した結果、ロードバイクに比べてマウンテンバイクに乗った選手でEDが多いこと、サドルの高さがハンドルバーよりも低い自転車でEDが多いこと、大会中に陰部の感覚障害を訴えた31%の参加者の中にEDが多いことが明らかになりました。
Decttori et al.J Urol. 2004 Aug;172(2):637-41. Erectile dysfunction after a long-distance cycling event: associations with bicycle characteristics.
2007年にGemeryらが発表した論文は、視覚的にも分かり易い論文でした。三次元CTという画像解析技術を用いて、ロードバイク上のCyclistの姿勢とサドルの形状によって会陰部の血管がどのように変化しているのかを観察しています。
具体的には通常のレース用のサドルと中央に陥凹のあるサドルの二種類で、肘を伸ばしてハンドルを握った姿勢と上半身を倒してエアロバーと呼ばれるハンドルに肘をついた姿勢の二つの姿勢でそれぞれ骨盤周囲の血管走行を三次元CTを用いて解析しているのです。
full forward lean with aerodynamic bars
通常の肘を伸ばしたスタイルに比べてエアロバーにもたれかかるスタイルでは恥骨結合がサドル面に密着する。 When a cyclist make a full forward lean style with aerobar |
Gemery et al. BJU Int. 2007 Jan;99(1):135-40.
Digital three-dimensional modelling of the male pelvis and bicycle seats: impact of rider position and seat design on potential penile hypoxia and erectile dysfunction.
さらに2008年にSchraderらは、全米の大都市の自転車警察官を対象にSaddle noseのないnoseless saddleを6ヶ月間試みてもらい、noseless saddle使用前後でのED、感覚障害の変化を調べました。noseless saddleにすることで会陰部の圧迫は66%軽減しています。
四角い部分が会陰部、左がnoseless saddle、右が従来のサドル。 |
個別に回答の得られた90名のほとんどは、業務に支障を来すことなくnoseless saddleに乗り、6ヶ月の後に元のサドルに戻すことを希望したのは僅かに3名でした。また、乗車中に陰部の感覚障害を一切経験しなかったと回答した割合は、従来のサドル使用時の27%から82%に増加したそうです。
青がnoseless saddle使用前、赤が使用後。一番左のNeverと答えた割合は28から82%に著増しています。 |
Cutting off the nose to save the penis.
2004年から2008年にかけてのこの三つの論文を読むと、もはやEDに及ぼす自転車の関与は疑う余地が無いように思えます。今までの報告をまとめてみますと、長距離の走行、長時間の走行、マウンテンバイクでの走行、ロードバイクであれば上半身を前傾する姿勢での走行、細い競技用のサドルが悪い影響を及ぼしている事がわかってきました。
By reading articles published by 2008, there seems to be no doubt about the correlation between cycling and erectile dysfunction. According to those articles, the risk factors are long distance rides, long time cycling, MTB, fully forward lean style with an aerobar, narrow flat saddles...
つづく
To be continued
By reading articles published by 2008, there seems to be no doubt about the correlation between cycling and erectile dysfunction. According to those articles, the risk factors are long distance rides, long time cycling, MTB, fully forward lean style with an aerobar, narrow flat saddles...
つづく
To be continued
Thursday, 26 May 2011
ツーキニストが日本を変えるか?誰が変えるか? Do TSUKINists change the world?
どういうわけか私の息子がNHKのクローズアップ現代「ツーキニストが世界を変える」を録画していました。
震災を機に急増しているCommuting Cyclistsに焦点をあてたこの特集は、個人レベルの取り組みだけでなく、国家としての自転車政策とその矛盾点の指摘、諸外国との比較(ロンドンを例に挙げて)から今後へ向けての問題提起で番組が構成されていました。
私がこの間まで滞在していたロンドンと東京を比較したときに最も大きな違いを挙げるとすれば、メインストリートでの路上駐車の有無と自転車運転者の法令順守意識に尽きます。Cyclised city Londonというキャンペーンは、渋滞緩和、医療費削減を掲げて始められたようですが、市民が自転車にのりたくなる、乗りやすい環境を提供する街作りを行っています。
ロンドンは東京に比べると路上駐車に寛容です。ただし、路上駐車をしても良い通りは住宅街や大通りから一本中に入った通りに限定されており、メインストリートに路上駐車は見られません。その結果、自転車は道路の左端を走り続けることが出来、安全かつ高速での移動が可能となるのです。一方日本の場合、ほとんどのメインストリートで路上駐車が野放しにされています。パーキングメータを設置し合法的に自動車を駐車できる大通りも多く見られます。結果として自転車が車道の左端を通行することが困難になり、車道の内側に入ったり、歩道を走ったりという事態を引き起こします。
もう一点の自転車運転者の法令順守ですが、ロンドンでは基本的にほとんどの自転車運転者が蛍光ベストなど視認性の高い衣類を身につけ、ヘルメットを装着し、信号を守ります。蛍光衣装やヘルメットを身につけない人は稀にいましたが、信号を守らない人は3ヶ月半のロンドン生活でついぞ一回も見ることはありませんでした。一方、東京では、震災以降自転車ブームに拍車が掛かり街のあちこちで自転車を見かけます。しかし、法令を順守している自転車の方が少数で、対向車線の逆走、無灯火での走行、歩道走行、信号無視など枚挙に暇がありません。
最もロンドンの自転車事情が全て良いわけでもありません。周囲の自転車があまりにも高速で走るため、のんびり、ゆっくり走ることになれていた私がロンドンで初めて自転車にのったときにはひどく緊張していたことを思い出します。また、車道の左端で二階建ての赤いバスに通過されるときの恐怖感は今も鮮明に残っています。それでもなお日本の自転車環境に比べれば天国と地獄ほどの差があります。
クローズアップ現代では国土交通省による自転車に優しい環境整備の実例が紹介されていましたが、何故か、歩道の中に整備される自転車道や車道側に設置したものの狭い道幅で対面通行の自転車道を整備するなどのちぐはぐな実例でした。やはり本格的に自転車政策を推進して行くには、道路交通法の再確認と必要な項目の見直しから始めなければならないのでしょう。
日本のCycling revolutionは残念ながらまだ始まっていないようです。道路を管轄する警察庁が積極的な姿勢を示していないのは車道を自らの縄張りだと錯覚しているためかも知れません。皆さんは車道を走る警察官の白自転車を見かけたことがありますでしょうか?彼らには是非、正しい自転車走行の鏡となるべく振る舞って頂きたいと願わずにはいられません。
追記
今夜のCycling back home 1時間3分の自己新記録でした。ライトも前後につけて、黄色いバックパックを背負って、ヘルメットも被りましたよ。勿論車道を走って。年を取ってから始めたサイクリングであり、つい先日まで車で通勤していたこともあり、車道を走っていても自分が自動車のドライバーの眼にどのように映っているかを意識します。恐らくそれが危険を顧みない若いCyclist達と私との最も大きな違いだろうと思います。彼らを責める気持ちよりも、車道で自らの命を危険にさらす彼らを気の毒に思う気持ちの方が大きいです。
震災を機に急増しているCommuting Cyclistsに焦点をあてたこの特集は、個人レベルの取り組みだけでなく、国家としての自転車政策とその矛盾点の指摘、諸外国との比較(ロンドンを例に挙げて)から今後へ向けての問題提起で番組が構成されていました。
私がこの間まで滞在していたロンドンと東京を比較したときに最も大きな違いを挙げるとすれば、メインストリートでの路上駐車の有無と自転車運転者の法令順守意識に尽きます。Cyclised city Londonというキャンペーンは、渋滞緩和、医療費削減を掲げて始められたようですが、市民が自転車にのりたくなる、乗りやすい環境を提供する街作りを行っています。
ロンドンは東京に比べると路上駐車に寛容です。ただし、路上駐車をしても良い通りは住宅街や大通りから一本中に入った通りに限定されており、メインストリートに路上駐車は見られません。その結果、自転車は道路の左端を走り続けることが出来、安全かつ高速での移動が可能となるのです。一方日本の場合、ほとんどのメインストリートで路上駐車が野放しにされています。パーキングメータを設置し合法的に自動車を駐車できる大通りも多く見られます。結果として自転車が車道の左端を通行することが困難になり、車道の内側に入ったり、歩道を走ったりという事態を引き起こします。
もう一点の自転車運転者の法令順守ですが、ロンドンでは基本的にほとんどの自転車運転者が蛍光ベストなど視認性の高い衣類を身につけ、ヘルメットを装着し、信号を守ります。蛍光衣装やヘルメットを身につけない人は稀にいましたが、信号を守らない人は3ヶ月半のロンドン生活でついぞ一回も見ることはありませんでした。一方、東京では、震災以降自転車ブームに拍車が掛かり街のあちこちで自転車を見かけます。しかし、法令を順守している自転車の方が少数で、対向車線の逆走、無灯火での走行、歩道走行、信号無視など枚挙に暇がありません。
最もロンドンの自転車事情が全て良いわけでもありません。周囲の自転車があまりにも高速で走るため、のんびり、ゆっくり走ることになれていた私がロンドンで初めて自転車にのったときにはひどく緊張していたことを思い出します。また、車道の左端で二階建ての赤いバスに通過されるときの恐怖感は今も鮮明に残っています。それでもなお日本の自転車環境に比べれば天国と地獄ほどの差があります。
クローズアップ現代では国土交通省による自転車に優しい環境整備の実例が紹介されていましたが、何故か、歩道の中に整備される自転車道や車道側に設置したものの狭い道幅で対面通行の自転車道を整備するなどのちぐはぐな実例でした。やはり本格的に自転車政策を推進して行くには、道路交通法の再確認と必要な項目の見直しから始めなければならないのでしょう。
日本のCycling revolutionは残念ながらまだ始まっていないようです。道路を管轄する警察庁が積極的な姿勢を示していないのは車道を自らの縄張りだと錯覚しているためかも知れません。皆さんは車道を走る警察官の白自転車を見かけたことがありますでしょうか?彼らには是非、正しい自転車走行の鏡となるべく振る舞って頂きたいと願わずにはいられません。
My son kindly left me a surprise in HDD video recorder. It was a TV program “TSU-KIN-ists change the world”. TSU-KIN is a japanese word means commuting and TSU-KIN-ist is an artificial word derived from commuting cyclist.
A big trend of cycling came to Japan for the last few years and the trend got an extra boost after the earthquake in March this year. The program consisted of following issues, introduction of the current circumstances surrounding tsukininsts in Japan, the Japanese government policies, examples of foreign cities (Amsterdam and London), an expert’s opinion and proposal for the future.
As far as concerning the circumstances surrounding tsukininists, there are two big diffences between those in Tokyo and those in London. Tsukinists friendliness of the main streets and the tsukinists’ mind of compling traffic regulations.
I have seen cars parking on the streets in London. But parking is only permitted on the small roads in the residence areas and I haven rarely seen any parked cars on the main streets in central London. As the results of that, tsukininst(and other cyclists) were able to keep cycling on the left side of the streets.
On the other hand, in Tokyo, cars, trucks, taxis are parked on the main streets almost all the time. Sometimes legally by paying the fees into parking meters, most of the times illegally. Most of those are parked temporarily, but some of those are parked for hours. Those parked cars occupy the left side of the lane and obstruct tsukinints and other cyclists.
The second point. Many cyclists wear fluorescent colored vests or jackets and helmets and they ride bikes with the lights on. And almost all the cyclists follow the traffic regulations and traffic lights. I could not find any bicycle didn’t obey the red signal during my 3months stay in London. In Tokyo, even in this morning, I saw many bicycles crossing an intersection with red traffic light. You don’t see many cyclists or tsukinists with their helmets. And during the night time, it is not uncommon to cycle without any lights on. Cycling opposite side of streets, cycling on the pavements are also commonly seen in Japan(actually it is permitted to cycle some of those pavements in Japan). Not to mention that you won’t seldom see cyclists or tsukinists with fluorescent colored clothings.
Hopefully Japan is just taking the first step toward cycling revolution to make “cyclized” cities. There are many problems in both cyclists’ mind and public infrastructure and we need to find solutions for them to be “cyclisation” developed country. I assume that what we need in Japan is a strong promoter of “cyclisation” cities and the future vision of road traffic to make the roads where pedestrians. cars, and bicycles can live together.
追記
今夜のCycling back home 1時間3分の自己新記録でした。ライトも前後につけて、黄色いバックパックを背負って、ヘルメットも被りましたよ。勿論車道を走って。年を取ってから始めたサイクリングであり、つい先日まで車で通勤していたこともあり、車道を走っていても自分が自動車のドライバーの眼にどのように映っているかを意識します。恐らくそれが危険を顧みない若いCyclist達と私との最も大きな違いだろうと思います。彼らを責める気持ちよりも、車道で自らの命を危険にさらす彼らを気の毒に思う気持ちの方が大きいです。
Wednesday, 25 May 2011
Erectile Dysfunction due to cycling 自転車に乗ってEDになるのか?2
一般に症例報告は、過去に報告されていない珍しい疾患や症候群を世に伝えるためにあります。1987年にSolomon and CappanによってCyclingによるEDもしくは陰部の感覚障害が「症例報告」されたということは、これが当時珍しいと考えられていたからに他なりません。Cygling によるED、陰部の感覚障害は多くの人々に見られる症状であり、決して珍しい事では無いという事実が報告されるまで1987年の症例報告からさらに10年を要しました。
Andersen and Bovimは毎年、Norwayで行われているアマチュア自転車選手によるLong distance rideに参加した160名の男子選手達から回収したアンケート結果から、男子選手の22%が大会の後で何らかの神経障害を、13%(21名)がインポテンスを経験したことを報告しています。インポテンスを経験した21名の選手のうち11名が1週間以上、3名が1ヶ月以上症状が持続したことを報告しました。
Generally, case reports are written about the cases of uncommon diseases or syndromes. After Solomon and Cappa's case report published in 1987, it took 10 more years for Andersen and Bovim to report that ED due to cycling is not uncommon. The study was questionnaire based cross sectional study among Norwegian annual bicycle touring race of 540km. Among responded 160 male participants, 35(22%) reported symptoms from the innervation area of the pudendal or cavernous nerves. Impotence was reported by 21 (13%) of the males.
(Andersen and Bovim Acta Neurol Scand. 1997 Apr;95(4):233-40. Impotence and nerve entrapment in long distance amateur cyclists)
Andersen and Bovimは毎年、Norwayで行われているアマチュア自転車選手によるLong distance rideに参加した160名の男子選手達から回収したアンケート結果から、男子選手の22%が大会の後で何らかの神経障害を、13%(21名)がインポテンスを経験したことを報告しています。インポテンスを経験した21名の選手のうち11名が1週間以上、3名が1ヶ月以上症状が持続したことを報告しました。
Generally, case reports are written about the cases of uncommon diseases or syndromes. After Solomon and Cappa's case report published in 1987, it took 10 more years for Andersen and Bovim to report that ED due to cycling is not uncommon. The study was questionnaire based cross sectional study among Norwegian annual bicycle touring race of 540km. Among responded 160 male participants, 35(22%) reported symptoms from the innervation area of the pudendal or cavernous nerves. Impotence was reported by 21 (13%) of the males.
(Andersen and Bovim Acta Neurol Scand. 1997 Apr;95(4):233-40. Impotence and nerve entrapment in long distance amateur cyclists)
これを受けてか、偶然時期が重なったのかはわかりませんが、21世紀に入るとCyclingによるEDのメカニズム解析に向けて複数の専門家が研究成果を報告するようになったようです。
2001年には、Sommerらによって3つの論文を報告しています。Sommerらは、upright-positionとreclining-position、standing-position、立位安静時でペニスへの血流を測定する指標として経皮的に酸素分圧を測定した結果、upright-positionで著しく酸素分圧が低下した一方でreclining-position、standing-positionでは立位安静時と変わらぬ結果で酸素分圧の低下は見られませんでした。また、Cycling時間が多くなるとEDが増える論拠としてCyclingを週に400km以上している人たちにより多くEDが見られることを報告しています。
In 2001, Sommer and colleagues reported that cycling with upright position decrease the penile oxygen level significantly compare to standing or reclining position and concluded that there is a deficiency in penile perfusion caused by perineal arterial compression. And also indicated that longer distance cycling such as more than 400km per week is a risk factor of ED.
(Sommer et al. Eur Urol. 2001 Jun;39(6):720-3. Erectile dysfunction in cyclists. Is there any difference in penile blood flow during cycling in an upright versus a reclining position? )
(Sommer et al. Dtsch Med Wochenschr. 2001 Aug 24;126(34-35):939-43. [Changes in penile blood flow during cycling--how does one prevent a decreased perfusion?].)
2002年になると、Saddleの影響に関する研究が二つ報告されています。一つ目の米国の研究では、通常のSaddleと特別にデザインしたSaddleを比較し、特別デザインのSaddleでは会陰部の感覚障害を訴える割合が顕著に減少したことを報告しています。残念ながら抄録しか読むことが出来ず、どのようなデザインのSaddleだったのかはわかりませんが、今後、Saddleのデザインを改良することでこの問題を軽減しうることを指摘しています。
(Jeong et al. Int J Impot Res. 2002 Dec;14(6):513-7. Bicycle saddle shape affects penile blood flow.)
もう一つは、2001年に3本の報告をしたグループで、サイクリング前とサイクリング後の陰茎を流れる血液中の酸素分圧を測定して、4種類のSaddleによる違いを比較検討しています。Saddleの形態により多少の変化はありましたが、最も良い結果が得られたのは、Saddle Noseのないタイプのものでした。(私、個人的には、通常の形態の3種類のSaddleの中ではBrooksと思われる革製のSaddleが最も良い成績であった点は意外でした。)
In 2002 two groups demonstrated that the shape of saddle affects significantly on penile blood flow and especially existence of saddle nose affect on decreasing penile perfusion. And one of the groups made a study to compare the decrease of oxygen level of penile blood flow using four types of saddles.
Measuring attachment of transcutaneous penile oxygen pressure |
A:narrow heavily padded saddle, B: narrow V-shaped grooving saddle, C: wide unpadded leather seat, D:no saddle nose seat |
Decreased oxygen level (From left A,B,C,D), While the effect of noseless saddle is very limited, other three saddles decreased oxygen level of penile blood flow more than 50 %. |
(Schwarzer et al. Eur Urol. 2002 Feb;41(2):139-43.Cycling and penile oxygen pressure: the type of saddle matters.)
ここまでの経過をまとめますと、1987年に初めて自転車とEDの関連が示唆される症例が報告され、2002年の時点では自転車愛好家の一定数に同様の症状が見られること、サドルの上に乗っている状態が会陰部を圧迫し陰茎への血流を阻害していること、どうやらサドルの形状によりその影響は大きく異なることまで解明されていました。
The first case of ED possibly affected by cycling reported in 1987. And by the time of 2002 three key features were known, this phenomenon was commonly observed among male cyclists, sitting on saddles compresses perineal area and obstructs blood flow, the shape of saddles is one of the key factors.
TO BE Continued
つづく
Tuesday, 24 May 2011
Erectile Dysfunction due to cycling 自転車に乗ってEDになるのか?
先日、約一時間かけて職場から自転車で帰宅した際に、シャワーを浴びてすっきりと汗を流そうと脱衣所にそのまま向かいました。シャツを脱ぎ、靴下を脱ぎ、サイクリングパンツと下着を一緒に脱いだ時に思いがけない変化に気づいたのです。私の陰茎がかつて見たことのないほど萎縮していたのです。
あれっ???おーい、どうした??
恐る恐るつまんだり、弾いたりしてみましたが、まあ、寒空の下走ってきたせいかなと、深くは考えずに風呂場に入りました。ゆっくりとシャワーを浴び、出てきたあとの陰茎の姿を覚えていませんので、おそらくその時点では回復していたのだろうと想像しています。
As I wrote previously, I came home by bike and took me over an hour. The story began when I took off all the clothes I wore. I found my penis so shrivelled.that I could hardly recognize it was mine.
"Hello?? Are you all right??"
I tried to touch it very gingerly and examined. I concluded this was because of cold air and forgot about that when I got out of the bathroom and I don't even remember what it looked like after the shower.
すっかりそんな出来事も忘れていた先週末に、たまたま手にした自転車雑誌funrideの6月号のロングライドの大敵‘痛み‘解消という特集の一ページにサドル周りの痛みとErectile Dysfunction(勃起障害)の関連についての記事を見つけたのです。
はっと、その瞬間にあの夜に見た意気消沈の我が息子が頭に浮かんだのです。これまでEDなどまったく無縁と思っていただけに少なからずのショックを禁じえなかったことは言及するまでもないでしょう。ただし、このまま引き下がるわけにも行きませんので、いったい世界ではどの程度自転車とEDの関連について解明されているのか、本当にあの「意気消沈」は自転車の影響なのか、これをはっきりさせるため文献を調べてみることにしました。
The last weekend, when I was reading a bicycle magazine, I found a very small article but it seemed very curious. It said the compression caused between a saddle and perineal could be a cause of ED.
At the moment, that small shrivelled penis came across my mind. It must be this! Could be...I don't know for sure. Does anybody sure about this issue? So I started to search all the articles with the keywords [erectile dysfunction] AND [bicycle OR cycling]. There were only 39 hits. Much smaller number than I thought. So I started to read one by one.
医学論文は世界中の研究者によって書かれていますが、テーマを絞り、検索をかけることは比較的容易にできる作業です。PUBMEDで[erectile dysfunction] AND [bicycle OR cycling]で検索してみると39の文献が見つかりました。想像していたよりもずいぶんと少ないようです。
初めてこの事象を論文として世に報告したのは、 Solomon and Cappaでした。1987年に発表されたこの論文では、ある青年が自転車に乗り始めたことをきっかけに亀頭部の感覚障害とED(この文献ではprogressive impairment of sexual potencyと書かれている)を発症し、自転車に乗るのをやめた後で機能が回復したことを示しています。原因として血流の障害と神経障害の可能性を挙げ、おそらく同様の事象に悩む人は多いのではないかとまとめています。
The first journal published in 1987 by Solomon and Cappa reported a case report suggesting cycling caused transient tight sensation around penile head and progressive impairment of sexual potency. And they speculated that impotence has been associated with both vascular and neural lesions.
つづく。
To be continued...
あれっ???おーい、どうした??
恐る恐るつまんだり、弾いたりしてみましたが、まあ、寒空の下走ってきたせいかなと、深くは考えずに風呂場に入りました。ゆっくりとシャワーを浴び、出てきたあとの陰茎の姿を覚えていませんので、おそらくその時点では回復していたのだろうと想像しています。
As I wrote previously, I came home by bike and took me over an hour. The story began when I took off all the clothes I wore. I found my penis so shrivelled.that I could hardly recognize it was mine.
"Hello?? Are you all right??"
I tried to touch it very gingerly and examined. I concluded this was because of cold air and forgot about that when I got out of the bathroom and I don't even remember what it looked like after the shower.
すっかりそんな出来事も忘れていた先週末に、たまたま手にした自転車雑誌funrideの6月号のロングライドの大敵‘痛み‘解消という特集の一ページにサドル周りの痛みとErectile Dysfunction(勃起障害)の関連についての記事を見つけたのです。
はっと、その瞬間にあの夜に見た意気消沈の我が息子が頭に浮かんだのです。これまでEDなどまったく無縁と思っていただけに少なからずのショックを禁じえなかったことは言及するまでもないでしょう。ただし、このまま引き下がるわけにも行きませんので、いったい世界ではどの程度自転車とEDの関連について解明されているのか、本当にあの「意気消沈」は自転車の影響なのか、これをはっきりさせるため文献を調べてみることにしました。
The last weekend, when I was reading a bicycle magazine, I found a very small article but it seemed very curious. It said the compression caused between a saddle and perineal could be a cause of ED.
At the moment, that small shrivelled penis came across my mind. It must be this! Could be...I don't know for sure. Does anybody sure about this issue? So I started to search all the articles with the keywords [erectile dysfunction] AND [bicycle OR cycling]. There were only 39 hits. Much smaller number than I thought. So I started to read one by one.
医学論文は世界中の研究者によって書かれていますが、テーマを絞り、検索をかけることは比較的容易にできる作業です。PUBMEDで[erectile dysfunction] AND [bicycle OR cycling]で検索してみると39の文献が見つかりました。想像していたよりもずいぶんと少ないようです。
初めてこの事象を論文として世に報告したのは、 Solomon and Cappaでした。1987年に発表されたこの論文では、ある青年が自転車に乗り始めたことをきっかけに亀頭部の感覚障害とED(この文献ではprogressive impairment of sexual potencyと書かれている)を発症し、自転車に乗るのをやめた後で機能が回復したことを示しています。原因として血流の障害と神経障害の可能性を挙げ、おそらく同様の事象に悩む人は多いのではないかとまとめています。
The first journal published in 1987 by Solomon and Cappa reported a case report suggesting cycling caused transient tight sensation around penile head and progressive impairment of sexual potency. And they speculated that impotence has been associated with both vascular and neural lesions.
つづく。
To be continued...
Monday, 23 May 2011
Exercise and Eat 運動たのしきゃ、メシもうまい
今日は日中から雨になるとの予報であったため、妻に止められて自転車は自宅に置いたまま電車での通勤となりました。夕方までなんとか曇り空は踏ん張っていましたので、こんな事なら乗ってくれば良かったと後悔しかけましたが、やはりポツポツと降り出し、帰り頃にはきっちりと雨でした。
今日は、久しぶりに泳ぐ事にしました。トライアスロンの水泳距離にちなんで1.5kmのswimにしました。体が重たかったため400,400,400,300に区切って泳ぎました。何でからだが思いのだろう???と思っていましたが、次の段落を読んで頂ければご理解頂けるかと思います。
自転車写真がないので、おいしい食事の写真を二枚。運動をしたあとの筋肉のけだるいざわめきと空腹を満たす食事は何にも代え難いご褒美です。元来、よく食べてよく育ってきた私は食べるのが大好きで、iphoneを使用するようになってから美味しい食事の時には写真を撮る癖がついてしまっています。それでは昨日の夕食をお見せしましょう。普通に二人前食べてしまっていましたね。どうりで今日は体が重かったわけです。
Today's weather forcast was right. Rain. Rain in the afternoon. My wife checked the the weather forcast and advised me not to go by bike today. So I took the overground train to go to work.
In the afternoon, I checked outside several times and didn't see raining. I almost regretted that I should have come to work by bike......but my wife was right. It started raining.
So I went to the gym and had 1.5km swim today. I didn't know why but my body felt so heavy in the swimming pool.(You will find the answer in the last paragraph) I swam 400 meters three times and 300meters once.
There is no new bicycle related pictures today as I didn't ride a bike. Instead, I would like to introduce two Japanese dishes. As you know I love to ride a bike now. But I guess I have to confess that I also love to eat a lot more! These are dishes for my dinner last night. Big enough for two persons.
今日は、久しぶりに泳ぐ事にしました。トライアスロンの水泳距離にちなんで1.5kmのswimにしました。体が重たかったため400,400,400,300に区切って泳ぎました。何でからだが思いのだろう???と思っていましたが、次の段落を読んで頂ければご理解頂けるかと思います。
自転車写真がないので、おいしい食事の写真を二枚。運動をしたあとの筋肉のけだるいざわめきと空腹を満たす食事は何にも代え難いご褒美です。元来、よく食べてよく育ってきた私は食べるのが大好きで、iphoneを使用するようになってから美味しい食事の時には写真を撮る癖がついてしまっています。それでは昨日の夕食をお見せしましょう。普通に二人前食べてしまっていましたね。どうりで今日は体が重かったわけです。
Today's weather forcast was right. Rain. Rain in the afternoon. My wife checked the the weather forcast and advised me not to go by bike today. So I took the overground train to go to work.
In the afternoon, I checked outside several times and didn't see raining. I almost regretted that I should have come to work by bike......but my wife was right. It started raining.
So I went to the gym and had 1.5km swim today. I didn't know why but my body felt so heavy in the swimming pool.(You will find the answer in the last paragraph) I swam 400 meters three times and 300meters once.
There is no new bicycle related pictures today as I didn't ride a bike. Instead, I would like to introduce two Japanese dishes. As you know I love to ride a bike now. But I guess I have to confess that I also love to eat a lot more! These are dishes for my dinner last night. Big enough for two persons.
BUTADON, Pork Bowl, sauteed pork on rice. soy sause taste |
OOMORI ZARUSOBA, buckwheat cold noodle with dried sea wead on top. |
Sunday, 22 May 2011
What if you were involved with a traffic accident in developing countries? 途上国で交通事故にあったらどうするか
やはり、自転車に乗る限りは交通事故の問題を避けて通ることは難しいと思います。先日のThe Lancetの冒頭にあった歩行者と自転車に優しい街作りは、幹細胞移植に比べれば最先端とは言えないけれど、最先端の医療よりも遙かに多くの命を救うことにつながるのだという記事が頭から離れません。
http://www.decadeofaction.org/
例えば、
#1通勤通学に自転車を用いた場合、その途中で交通事故にあった場合にどうするか?
#2思い立って輪行バッグに自転車を入れて田園地帯に赴いたはいいが、行った先で思いがけず事故にあった場合にどうするか?
#3自分自身の可能性に挑戦すべく、国外へ行って国境をいくつも自転車で越える旅の最中に交通事故に遭ってしまった。どうするか?
#1については、恐らく救急車の要請、医療機関の受診はさほど問題ないでしょう。また、日本サイクル協会などの保険に加入していれば経済的な負担を軽減してくれることになるでしょう。しかし仮に保険に加入していたとしてもそれ以上の出費も考えられ、加えて事故が原因での欠勤に寛容な職場が国内にどれだけあるのか、甚だ心細い限りです。
#2輪行先での事故は、さらに訪問先からの移送費用がかかります。山間部や公共交通機関の乗り継ぎなど思いの外大変であることは想像に難くありません。
#3医療費の面からも医療資源の面からも適切な医療が受けられるかどうかは怪しいところです。日本の健康保険は国境を越えませんので、個人加入の保険の範囲で治療を受ける事になります。問題は、その国のその地域に自分に必要な医療機関、サービスが存在するかどうかです。
先ほどLondonでの同僚のカナダ人整形外科医Steveにメールで聞いてみたところ、正直の所途上国で事故に遭い、仮に骨折したとしたら、現地で添え木を添えて貰い、可及的速やかに帰国することが一番であろうとの返事でした。途上国での環境と医療資材に乏しい途上国では適切な手術を受けることが難しく、また仮に未熟な整形外科医による手術を受けたとしても帰国後に再度それをやり直さなければならない事例も多くあるとのことでした。私自身、自転車による海外の冒険を書いたBlogを読むと羨ましくなる思いを禁じ得ませんが、日本であれば当たり前のように施されている治療が現地では必ずしも保証されていないことを忘れてはいけないのです。
やはり、自転車乗車中の交通事故の相当数はある程度未然に回避しうる事故であるわけですから、出来る限りの対策は講じておくべきだと肝に銘じております。
Since I read the editorial of The Lancet, I was wondering what I can do if I got involved with a traffic accindent in developing countries. I sent an e-mail to my friend Steve, highly skilled Canadian orthopaedic surgeon, to ask his opinion.
He kindly sent me very quickly, "Thanks, Steve"
......I see a lot of people who get hurt in car accidents in low income countries and usually have to redo the surgery as it was done wrong or the wrong hardware was put in for the fracture( maybe that was all that was available). The best thing if you can is to splint the fracture if possible and fly home asap. The infrastructure for emergency response and trauma care is just not there in these developing countries as it is in our countries........
I would agree with Steve 100% about this issue. I think the point is (as he mentioned) in developing countries both medical facilities and human resouces are limited or absent. Not like in Japan or in other developed countries.
Even in Japan, I have chance to be involved with a traffic accident. But I know quite a large portion of traffic accidents are preventable. I will do everything I can and everything I need to avoid traffic accidents when I ride a bicycle.
http://www.decadeofaction.org/
例えば、
#1通勤通学に自転車を用いた場合、その途中で交通事故にあった場合にどうするか?
#2思い立って輪行バッグに自転車を入れて田園地帯に赴いたはいいが、行った先で思いがけず事故にあった場合にどうするか?
#3自分自身の可能性に挑戦すべく、国外へ行って国境をいくつも自転車で越える旅の最中に交通事故に遭ってしまった。どうするか?
#1については、恐らく救急車の要請、医療機関の受診はさほど問題ないでしょう。また、日本サイクル協会などの保険に加入していれば経済的な負担を軽減してくれることになるでしょう。しかし仮に保険に加入していたとしてもそれ以上の出費も考えられ、加えて事故が原因での欠勤に寛容な職場が国内にどれだけあるのか、甚だ心細い限りです。
#2輪行先での事故は、さらに訪問先からの移送費用がかかります。山間部や公共交通機関の乗り継ぎなど思いの外大変であることは想像に難くありません。
#3医療費の面からも医療資源の面からも適切な医療が受けられるかどうかは怪しいところです。日本の健康保険は国境を越えませんので、個人加入の保険の範囲で治療を受ける事になります。問題は、その国のその地域に自分に必要な医療機関、サービスが存在するかどうかです。
先ほどLondonでの同僚のカナダ人整形外科医Steveにメールで聞いてみたところ、正直の所途上国で事故に遭い、仮に骨折したとしたら、現地で添え木を添えて貰い、可及的速やかに帰国することが一番であろうとの返事でした。途上国での環境と医療資材に乏しい途上国では適切な手術を受けることが難しく、また仮に未熟な整形外科医による手術を受けたとしても帰国後に再度それをやり直さなければならない事例も多くあるとのことでした。私自身、自転車による海外の冒険を書いたBlogを読むと羨ましくなる思いを禁じ得ませんが、日本であれば当たり前のように施されている治療が現地では必ずしも保証されていないことを忘れてはいけないのです。
やはり、自転車乗車中の交通事故の相当数はある程度未然に回避しうる事故であるわけですから、出来る限りの対策は講じておくべきだと肝に銘じております。
Since I read the editorial of The Lancet, I was wondering what I can do if I got involved with a traffic accindent in developing countries. I sent an e-mail to my friend Steve, highly skilled Canadian orthopaedic surgeon, to ask his opinion.
He kindly sent me very quickly, "Thanks, Steve"
......I see a lot of people who get hurt in car accidents in low income countries and usually have to redo the surgery as it was done wrong or the wrong hardware was put in for the fracture( maybe that was all that was available). The best thing if you can is to splint the fracture if possible and fly home asap. The infrastructure for emergency response and trauma care is just not there in these developing countries as it is in our countries........
I would agree with Steve 100% about this issue. I think the point is (as he mentioned) in developing countries both medical facilities and human resouces are limited or absent. Not like in Japan or in other developed countries.
Even in Japan, I have chance to be involved with a traffic accident. But I know quite a large portion of traffic accidents are preventable. I will do everything I can and everything I need to avoid traffic accidents when I ride a bicycle.
ヘルメットは正しく被りましょう。Wear your helmet properly! |
Rental Bike in London ロンドン市内のレンタル自転車事情
現在の自転車好きを標榜するに至までの心の中のうつりかわりを振り返ってみようと思います。
私が現在自転車に日々乗りたがっているのも、先月まで滞在していたロンドンでの記憶が大いに影響しています。ロンドンに到着した当初は自分で自転車を購入することは想定して居りませんでした。滞在していたアパートのすぐ裏に無人のレンタル自転車乗り場があったため、それを利用することにしたのです。
Although I am acting like Brompton's Big Fan now, it is only a few months ago that I knew the brand name Brompton. But it is true that I have been interested in Londoners' lifestyle with bicycles since I arrived at London in January.
In the beginning, I did not think about buying my own bicycle. Instead, I decided to rent bicycles when I felt like to. There was a rental base in front of the back door of my apartment.
料金を一回ごとに支払う方式と定額を支払い一定期間乗り放題の方式があり私は後者を選択しました。確か年間で40ポンドくらいだったと記憶しています。定額で料金を支払うとロンドン市交通局から特別なキーが送られてきて、これを利用すると面倒な支払い手続きをせずすぐに自転車に乗ることが出来るのです。因みにこの手続きはおよそ1週間ほどかかりますので、短期の旅行者の場合には渡航前に手続きを行わない限り難しいかも知れません。
The rental fee could be paid in two ways, Pay each time or pay annually. I chose the latter one and the annual fee was about 40 pounds as I remember. A week after I filled out a application form and sent to London city office, I received a stick key valid for one year.
自転車乗り場はどこも無人で、そこにある自転車を選んで借りていきます。自転車で移動した先にもたいてい無人の自転車乗り場があり、そこに自分が乗ってきた自転車を乗り捨てます。ロンドン市内には無数にこの自転車乗り場が設置されており、仮に目的地周辺に見あたらない場合でも例えばiphoneで近くの乗り場を検索することが出来るなど、大変ユーザーフレンドリーなシステムでした。
Once you received a key, you can rent at any of rental base in London, ride a bike to one's destination and dropped off at the rental base near by the desitnation. There are many rental bases all over the city and also you can find nearest one very easily with iphone software, too.
ただ、この自転車、大変重たくて、またデザインも決してCoolではありませんでした。乗り心地は至極快適とは言えませんでしたが、丈夫であることは間違いなさそうでした。ですからロンドンに住む人たちはむしろ自分の好みと用途に合った自転車に乗るわけで、Londonでの同僚達の乗るスタイリッシュな自転車を日々眺めているうちに私も自分の自転車があればなあという思いは滞在して間もない頃から少しずつ醸成されていたのかも知れません。
Nevertheless, this bicycle is really heavy and its design is not cool. I assumed that it would endured long time use. My colleague from London had her own bike, another colleague from Copenhagen bought his own bike in London. They looked cool and I liked their styles. So it may be true that I had started dreaming of buying my own bike in my early days in London.
私が現在自転車に日々乗りたがっているのも、先月まで滞在していたロンドンでの記憶が大いに影響しています。ロンドンに到着した当初は自分で自転車を購入することは想定して居りませんでした。滞在していたアパートのすぐ裏に無人のレンタル自転車乗り場があったため、それを利用することにしたのです。
Although I am acting like Brompton's Big Fan now, it is only a few months ago that I knew the brand name Brompton. But it is true that I have been interested in Londoners' lifestyle with bicycles since I arrived at London in January.
In the beginning, I did not think about buying my own bicycle. Instead, I decided to rent bicycles when I felt like to. There was a rental base in front of the back door of my apartment.
The rental fee could be paid in two ways, Pay each time or pay annually. I chose the latter one and the annual fee was about 40 pounds as I remember. A week after I filled out a application form and sent to London city office, I received a stick key valid for one year.
自転車乗り場はどこも無人で、そこにある自転車を選んで借りていきます。自転車で移動した先にもたいてい無人の自転車乗り場があり、そこに自分が乗ってきた自転車を乗り捨てます。ロンドン市内には無数にこの自転車乗り場が設置されており、仮に目的地周辺に見あたらない場合でも例えばiphoneで近くの乗り場を検索することが出来るなど、大変ユーザーフレンドリーなシステムでした。
Once you received a key, you can rent at any of rental base in London, ride a bike to one's destination and dropped off at the rental base near by the desitnation. There are many rental bases all over the city and also you can find nearest one very easily with iphone software, too.
無事に認証が終わると自転車を取り出せます。返却時も確実に格納されると緑のランプが点灯します。 |
Nevertheless, this bicycle is really heavy and its design is not cool. I assumed that it would endured long time use. My colleague from London had her own bike, another colleague from Copenhagen bought his own bike in London. They looked cool and I liked their styles. So it may be true that I had started dreaming of buying my own bike in my early days in London.
Saturday, 21 May 2011
Cycleholic サイクル中毒 か?
ただいま、出先で当直中です。Bromptonは自宅でお休みです。
仕事で自転車に乗れないとイライラが募り、ストレスがたまるようになっているところをみると、どうやらcycleholicの前駆症状かも知れません。症状の緩和のために明朝、早起きして少し走ってみたいと目論んでいます。この職場の駐車場には私の愛しのTREKさんがスタンバイしていますので。
雨降らないで。
My brompton is sleeping well in my apartment while I am on call and staying out of my apartment.
I get irritable when I am staying away from my bicycles. I assume that it could be a symptom of cycleholic syndrome. To alleviate my symptom, I am planning to ride my TREK next morning. Oh, yes, my TREK is waiting for me. It is standing-by.
No raining, please!!
Friday, 20 May 2011
Decade of Action For Road Safety 今度の交通安全運動は”10年間”
全くと言って良いほど日本では話題に上っていませんが、今年から国連による10年間にも及ぶ全地球規模の交通安全運動"Decade of Action for Road Safety"が始まりました。
WHOのウェブサイトでは道路上での死亡事故に対して行動を起こすべき理由としていかのものを挙げています。
・毎年130万人が道路上で死亡していること。
・死亡者の90%は途上国で発生していること。
・このままだと2020年には毎年190万人まで増加しうること。
・世界中で若年層の最も頻度が高い死因であること。
・毎年の負傷者は5000万人にもおよび、その多くは生涯にわたって後遺症、障害に苦しむこと。
・2015年には途上国の5歳以上の子供に要する医療費の中で最も大きな割合を占めるようになること。
・これらの途上国に及ぼす経済的な損失は毎年1000億ドルにもおよぶこと。
・交通事故による外傷の受け入れは医療機関にとって大きな負担であること。
・交通事故は、未然に防止しうること。
・この行動計画により何百万人もの命が救えること。
ちなみに、マラリアによる全世界の年間死亡者は100万人を下回る数が発表されています。単純に比較しても交通事故による死亡者はマラリアのそれを上回るということがわかります。今後、もし交通安全に対して何ら対策を講じる事がなければ2004年現在第9位の死因である交通事故が2030年には、虚血性心疾患、慢性閉塞性肺疾患、脳卒中、下気道感染症に次いで第5位の死因となることが予想されています。
ROAD SAFETYを交通安全と訳してしまうと、車に乗っている人たちの事のように考えがちですが、世界の道路上での死亡者の半数は車以外で移動中の人たちです。すなわち、歩行者であり、自転車であり、自動二輪車であり、あるいはただそこに佇んでいただけの人かもしれません。
本当に自転車を始めてまだ1ヶ月しか経っていない私が言うのも憚られますが、自らの安全だけでなく、道路を共有する他の人々の安全が確保されてこそ自転車は楽しむ事が出来るわけです。自転車事故で自分の健康を失う、自分の子供の命を失う、歩行者の健康な生活を奪う、、、そんな事があれば二度と自転車を楽しむことなど出来ないだろうと思うのです。
決して途上国だけの問題としてではなく、我が国の、自分の問題としてとらえ、より多くの人たちが安全に自転車を楽しんで貰えればと願う次第です。
I have not heard about this issue in Tokyo. Not even a single time. But according to the editorial of the Lancet (vol. 377 p1543 ) The first Decade of Action for Road Safety 2011-2020 has launched.
The WHO website introduced ten reasons to act on road deaths as followed.
Ten reasons to act on road deaths
- Nearly 1.3 million people are killed on the world's roads each year.
- Up to 50 million people are injured, and many remain disabled for life.
- 90% of casualties from road deaths occur in developing countries.
- Annual road traffic deaths are forecast to rise to 1.9 million people by 2020.
- Road traffic injuries are the number one cause of death for young people worldwide.
- By 2015 road traffic injuries will be the leading health burden for children over the age of five years in developing countries.
- The economic cost to developing countries is at least $100 billion a year.
- Road traffic injuries place an immense burden on hospitals and health systems generally.
- Road crashes are preventable.
- A global Action Plan includes practical measures which, if implemented, could save millions of lives
Annual deaths due to malaria is estimated to be fewer than 1 million. So it is fair to say that Road traffic accidents kills more people than malaria worldwide. Without concerted action, road-traffic injuries are predicted to be the fifth leading cause of death by 2030 (after ischemic heart disease, cerebrovascular disease, chronic obstructive pulmonary disease, and lower respiratory infections) a leap from being the ninth ranked cause of death in 2004.
It would be underscored that just over half of all deaths on the roads are in those not travelling in a car. Namely, pedestrians, people riding bikes or motor bikes or could be people just resting on the streets.
I know I am just a beginner bicycle rider, but I don't think I can enjoy cycling again if I got injured and remain disabled, if I took someone's life or if I lost my children's lives by road traffic accidents.
It is the matter for us. It is the time to take actions in Japan, too.
Thursday, 19 May 2011
Happy Birthday My Son! / お誕生日おめでとう
Happy 8th birthday, my son. I love you!!
I would like to apologize that I could not get home before you went to bed tonight. But I bought several pieces of cake for you and family as I promised. Be honest and gentle to your mother, always. I love you very much, Tomo.
I would like to apologize that I could not get home before you went to bed tonight. But I bought several pieces of cake for you and family as I promised. Be honest and gentle to your mother, always. I love you very much, Tomo.
Wednesday, 18 May 2011
Thanks for visiting my website! お越し頂き本当に有難うございます。
I would like to say thanks to all of you for visiting my website here. Mainly from Japan and many from UK, USA, Germany and also from Canada, New Zealand, Indonesia, Taiwan, Malaysia and Hong Kong.
Please keep in touch and check posts every once in a while.
Today's dinner TON-KATSU Bento (Japanese fried fillet pork cutlet with rice)
Tuesday, 17 May 2011
Might not be as cutting edge as...But will save more lives 自転車や歩行者に優しい街づくりでもっと多くの命が救える話
中学高校の頃に習っていた英語の構文を思い出させてくれるas...as, not...butですが、この事は先日まで在籍していたLondon School of Hygiene and Tropical Medicineで何度となく登場した話題でした。
感染症の分野に身をおき、熱帯での健康リスクを考える場合に、マラリアに代表される感染症を想起しがちですが、実際にはマラリアで命を落とすよりも滞在先で交通事故に遭遇するリスクのほうが遥かに高いのです。
東京に戻ってきてから自転車を始めましたが、ヘルメットをかぶらない人、夜間無灯火で走る人、信号を守らない人、車道を逆方向に走る人、自らの命を敢えて危険にさらす自転車運転者が多い事に改めて驚いています。
When I was in London, I have heard about this several times. Many travellers worry about Malaria and other tropical infectious diseases. In fact, more people have been in danger of getting involved with traffic accideents rather than infectious diseases in tropical areas.
After I came back to Tokyo, I started commuting by bicycle to and from work. On the street in Tokyo, I often see people putting their own life endangered situation such as riders with no helmets, bicycles with no lights at night, bicycles ignoring traffic lights, bicycles running opposite side of the streets.
感染症の分野に身をおき、熱帯での健康リスクを考える場合に、マラリアに代表される感染症を想起しがちですが、実際にはマラリアで命を落とすよりも滞在先で交通事故に遭遇するリスクのほうが遥かに高いのです。
東京に戻ってきてから自転車を始めましたが、ヘルメットをかぶらない人、夜間無灯火で走る人、信号を守らない人、車道を逆方向に走る人、自らの命を敢えて危険にさらす自転車運転者が多い事に改めて驚いています。
When I was in London, I have heard about this several times. Many travellers worry about Malaria and other tropical infectious diseases. In fact, more people have been in danger of getting involved with traffic accideents rather than infectious diseases in tropical areas.
After I came back to Tokyo, I started commuting by bicycle to and from work. On the street in Tokyo, I often see people putting their own life endangered situation such as riders with no helmets, bicycles with no lights at night, bicycles ignoring traffic lights, bicycles running opposite side of the streets.
Monday, 16 May 2011
Cycling beside The Imperial Palace and Tokyo Tower 皇居と東京タワーを眺めつつ
月曜の夜はCycling back home nightとすることにして今日が二週目。
毎回同じルートもつまらないので少し景色を変えてみました。今日は、職場から王子まで抜けて、そこから本郷通りに入ります。向丘二丁目を右折し白山通りに切り替えて東京ドーム、神保町を通過、内堀通りを経て、皇居と丸の内、霞ヶ関を眺めながら、新橋の裏を通り、芝公園、東京タワー、麻布十番、古川橋を通って目黒通りを上がって行くルートです。
夜の都内の通りを自転車で走っていると、車の流れが常に一定ではないことに気づきます。信号のタイミングに合わせて時折、車が集団となって私の脇を抜けていきますが、その後に自転車に乗った自分だけの瞬間があるのです。夜の本郷通り(上り)はまさに自転車向きと言えるかも知れません。
官庁街や一流企業勤めには縁のない生活ですが、日本の中枢を自転車で駆け抜けていくのはなんともお気楽で楽しいのです。飲み屋に立ち寄って一杯飲むことは出来ませんが、、、
今日のコースは、東京を北から南に縦断する、反時計回りに円を描くようなコースですが、一つだけ難点を挙げるとすれば、特に大きな通りでは一番左の車線が左折専用レーンである頻度が高く、また道路自体がYの字に分岐する場合、左車線を走る自転車が右方向に進むのはかなり大変なのです。
毎回同じルートもつまらないので少し景色を変えてみました。今日は、職場から王子まで抜けて、そこから本郷通りに入ります。向丘二丁目を右折し白山通りに切り替えて東京ドーム、神保町を通過、内堀通りを経て、皇居と丸の内、霞ヶ関を眺めながら、新橋の裏を通り、芝公園、東京タワー、麻布十番、古川橋を通って目黒通りを上がって行くルートです。
夜の都内の通りを自転車で走っていると、車の流れが常に一定ではないことに気づきます。信号のタイミングに合わせて時折、車が集団となって私の脇を抜けていきますが、その後に自転車に乗った自分だけの瞬間があるのです。夜の本郷通り(上り)はまさに自転車向きと言えるかも知れません。
官庁街や一流企業勤めには縁のない生活ですが、日本の中枢を自転車で駆け抜けていくのはなんともお気楽で楽しいのです。飲み屋に立ち寄って一杯飲むことは出来ませんが、、、
今日のコースは、東京を北から南に縦断する、反時計回りに円を描くようなコースですが、一つだけ難点を挙げるとすれば、特に大きな通りでは一番左の車線が左折専用レーンである頻度が高く、また道路自体がYの字に分岐する場合、左車線を走る自転車が右方向に進むのはかなり大変なのです。
とはいえ、1時間18分、18キロメートルのnight cyclingは大変快適で楽しいひと時でした。次回はどこを走ろうか、今から楽しみです。
Sunday, 15 May 2011
有栖川公園 Arisugawa Park
南麻布にある有栖川公園は正式には有栖川宮記念公園と呼ぶようです。有栖川宮や有栖川宮記念公園でwikipediaを引くと、この地に有栖川宮が実際に居住していたという歴史はないようで、江戸時代に遡るとここには陸奥盛岡藩下屋敷跡があったそうです。
有栖川宮の歴史を繙いてみると、非常に興味深い事実が浮かび上がってきます。現在も有栖川公園内に騎馬像として残る9代当主幟仁(たるひと)親王は親王に恵まれないまま明治28年1月15日に薨去されています。詳しく読み進めてみると、日清戦争の際に広島大本営に参謀議長として赴いた際に腸チフスを患い、それが死亡原因となっているようです。発症当初、マラリアと診断されているのも歴史を感じさせます。また、これまで近隣に住んでいながら縁の薄かったこの公園をロンドンから帰国後に訪れるようになったのも、熱帯医学を通じて有栖川宮に引き寄せられたような不思議な縁のように思えてなりません。
そのあと、本来であれば宮家を継承することのない異母兄弟の威仁(たけひと)親王が10代当主として有栖川宮を継承しました。個人的には威仁が明治13年から3年余の間イギリスグリニッジの海軍大学校に留学していた事に親近感を覚えます。しかし、威仁親王もまた病弱であった上、また長男栽仁王を20歳で亡くし後継者がありませんでした。明治天皇の信任も厚く、海軍大将の官職の傍らで、大正天皇の教育係にも任命されています。大正2年7月5日に威仁の薨去のあと有栖川宮は断絶が確定しました。
以後、熾仁親王妃董子と威仁親王妃慰子の両未亡人が宮家を守っていましたが、大正12年2月7日に董子が、同年6月29日には慰子が相次いで薨去し、翌年の慰子の一年祭をもって有栖川宮は正式に断絶となりました。
10代当主の威仁親王の薨去の際に当時の今上天皇(大正天皇)は有栖川宮三代にわたる維新以降の貢献を特に慮り、当時まだ9歳であった第三皇子宣仁親王に高松宮の号を与え、将来的には有栖川宮がとりおこなっていた祭祀は高松宮により継承させることとしました。そのため大正12年に現在の有栖川記念公園のある南麻布の土地は高松宮の御用地となりましたが、有栖川宮威仁親王の20周忌にあたる昭和9年1月5日に公園用地として東京市に賜与され、同年11月に有栖川宮記念公園として一般開放されました。そして、現在に至るまで市民の憩いの場所として愛されているという歴史です。
有栖川宮の名前が現在まで残り、広く市民に愛され続けているのは、大正天皇と高松宮宣仁皇子の有栖川宮へのご配慮によるところが大きいようです。幕末維新から明治大正にかけての動乱を生き抜いた有栖川宮の歴史を見る限り、当時の皇室の位置づけが現在とは大きく異なっていることが分かります。大変興味深いので、今後、有栖川宮の歴史をもっと詳しく調べてみようと思います。
Arisugawa Park or Prince Arisugawa Memorial Park, located in Minami-Azabu, has been one of the most popular park in the central Tokyo. The last Prince Arisugawa Takehito lost his only son, all the property he owned was took over by Prince Takamatsu Nobuhito in 1934. Two years later, Prince Takamatsu donated the land in Minami-Azabu to former Tokyo-City and opened to public as a park.
さて、今日のSunday cyclingは、先週の教訓もあり朝7時45分に出発しました。今日は先週よりも短いコースで、自宅前から目黒通りを北東に進み、古川橋を越えて麻布十番の手前の二ノ橋を左に曲がりました。仙台坂を死ぬ思いで上るとそこには都会の喧噪とは無縁の有栖川記念公園があります。ここまでわずか15分の道のりですが、最後の仙台坂はかなり息が切れました。後でルートラボで確認すると傾斜は5%と極めて急な坂である事が判明し、なるほど辛いわけです。
Today, my son and I planned a bit shorter route for morning cycling. The destination is Arisgawa Park and only three kilo meters to go and come back. I thought it is an easy-peasy course.
In fact, it was only 15 minute ride to the park but when I got there I got out of breath. Arisugawa Park was located on the top of the hill and the "Sendai Slope" leading us to the park is about 5% gradient. Oh, boy! hard enough for me.
幟仁親王の騎馬像が見守る広場にある小さなステージで朝食のサンドイッチを食べました。子供は長男の他にはどこにもいませんでしたがイヌを散歩させる人たちは途切れる事がありませんでした。我々の前を横切って行った初老のご夫婦はお揃いのキャップをかぶり手をつないでいました。ステージの片隅ではiPodを聞きながらダンスのステップを確認している女性が一人、何度も何度も同じパートを確認するようにどんどんと足踏みしていました。
The statue of the nineth Prince Arisugawa, Taruhito, former chief of the general staff in Army, watching over the plaza in the park. We had sandwitches and cold drink there. During our short breakfast we saw many people taking dogs but nobody with their kids...except my son. This is the reality reflecting the declined birth rate in Tokyo.
15分ほどゆっくりと過ごした後、ドイツ大使館側の南部坂
を下り、ナショナルの脇を通り外苑西通りに出ました。天現寺の交差点を越えプラチナ通りの坂を上がると我が家に到着です。帰りはわずか10分程度。往復を合わせても30分にも満たないサイクリングですが、今日も楽しい朝の一時でした。このぐらい短い時間で完了する事が可能であれば、きっと息子が受験で忙しくなってからもつきあってくれる事があるでしょう。
We went down another slope "Nanbu Slope" and went home in ten minutes. It was less than an hour event in Sunday morning. I guess my son will join me to go out for such a short period of time even if he bocomes busier in studying.
We went down another slope "Nanbu Slope" and went home in ten minutes. It was less than an hour event in Sunday morning. I guess my son will join me to go out for such a short period of time even if he bocomes busier in studying.
Saturday, 14 May 2011
after 64minute cycling, I noticed... 一時間を越えるサイクリングを終え、
もはや、17kmの帰宅サイクリングは全く恐れることはなくなりました。
今日は、土曜日の午後に外部主催の検討会でコメンテーターをするお仕事を頂いていたため職場を離れるのが4時半過ぎになってしまいました。せっかくの土曜日の午後も終わりかけていましたが、今朝起きた時から帰りは自転車でと心に決めていたので、サイクリングパンツと蛍光ジャージに着替え、ヘルメットをかぶり職場を出ました。
本日は、池袋から新宿までは明治通り、新宿から自宅までは外苑西通りを通るルートを選択しました。前回同様、高戸橋付近の上り坂がきついのは経験済みですが、外苑西通りに入ってからの神宮前の上り坂は初体験でした。思ったよりもきつい。さらにゴール直前のプラチナ通りの上り坂もかなりのつらさです。
それでも、出発から1時間4分で自宅前に到着は、自己新記録です。喜び勇んでインターフォンで自宅の部屋番号を押しました。家族の反応を待ちながら何気なく目に留まった鏡面に映る自分を見て愕然としました。なんと、ヘルメットを前後逆にかぶって帰って来ていたのです。
これ以上目立ちようのない格好で1時間余都内を走っていた事を考えると、かなりの数の人たちにこの醜態をさらしていた事が想像されます。。。。いやーやめて!
that I have been wearing helmet back to front....
Friday, 13 May 2011
"SE-TSU-DEN" Saving electricity consumption
It has been two months since one of the world's biggest earthquake hit Japan. As you know tens of thousands people died because of tsu-na-mi and the number of total casualties has been corrected everyday. I see the new number every morning on the newspaper. In reality, as far as living in Tokyo, I haven't seen any broken buildings in Tokyo. But the damage of the atomic power plant in Fukushima is big enough to remind me that I am living in the country experienced the earthquake even now.
The earthquake changed our lifestyle and I am one of those changed lifestyle. I quit driving to go to work. Instead of that, I ride Brompton or take overground trains to go to work. And very occasionally, I take underground trains.
The government advocate citizens to save the electric consumption. All the companies, organizations, offices, factories are required to reduce 15 percent of their electric consumption. This morning I went to the subway station near my apartment for the first time in May. This station is relatively new. The subway station is trying to reduce their electric consumption by stopping the down escalators.
Tokyo has many subway lines and older ones run shallower parts and the newer runs deeper parts. As I mentioned previously, the station near my apartment is the station of one of the newest lines. Do you know what I meant to say?
The platform of this station is about B5~B6 level. There are three escalators from the ground level to the platform and each one is as long as the one on the picture.
So I said,
"OK, Good for me. Because I wanted to loose my body weight.'
I went down the stairs with my 10kg Brompton on my hand.
Tuesday, 10 May 2011
Gratitude/御礼
Monday, 9 May 2011
Cycling back home まずは自転車での帰宅から挑戦
今日は、さんざんな一日でした。職場のデスクでふーっと一息ついたのが夜の8時ごろ。10時に子供を迎えに塾へ行く約束をしていましたので、少し時間があります。せっかくだから自転車で新大久保駅まで、あわよくば代々木駅まで走ってみようと夜8時50分に職場を出発しました。
板橋から池袋に向かう軽い上り坂あたりでもうやめようかとも思いましたが、その後の雑司ヶ谷の下り、高戸橋から馬場口への上りを乗り越えると新宿の明かりが目の前に広がります。伊勢丹、丸井、高島屋といったデパートを眺めながら走っていくと代々木まではあっという間でした。
北参道から少し上って下ると表参道です。表参道まで来てしまうと、あとは昨日通った道のりなので、気持ちが楽になります。最後の体力を振り絞って恵比寿駅付近の上りを超えると、何とか10時を数分過ぎたところで、息子の塾がある目黒駅まで完走できてしまいました。
目黒駅から子供と一緒に自転車を押して歩いた距離を合わせて約17km。出発するときにはとてもじゃないけれども完走は無理だと思っていました。が、どういうわけだか、勢いに乗って達成できてしまいました。
池袋、新宿、表参道、渋谷、恵比寿と繁華街を通ってきた割には、交通量も少なく、危険な思いをすることもありませんでした。大勢の通行人が赤信号で止まる目の前を自転車で疾走するのは痛快で、また自分が赤信号で止まっているときに行き交う雑踏を眺めているとまるで自分が異次元にさまよっているかのような隔たりを感じます。
交通量について言えば、もしかすると月曜日の夜、まだ終電まで余裕がある時間帯というのが良かったのかも知れません。次回もこの時間帯を狙って走ってみようかと画策中です。
正直の所、足はぐったり重たいですが、実はこのだるくて重たい足が心地良かったりするのが不思議です。
It was such a busy and bad day today and I could not come back to my desk until 8 p.m.. So I needed something recreational before I get home. It came across my mind to challenge cycling longer distance toward my apartment.
May be halfway to my apartment, or a little more than halfway
http://j.mp/j3juMo
I did not even think about that I make it to cycle all the way to my apartment from my workplace. BUT I did it. Not too many cars on the streets and most of the cars were very gentle to me. And street lights make the streets bright enough.
My legs are exhausted but I feel so good now.
板橋から池袋に向かう軽い上り坂あたりでもうやめようかとも思いましたが、その後の雑司ヶ谷の下り、高戸橋から馬場口への上りを乗り越えると新宿の明かりが目の前に広がります。伊勢丹、丸井、高島屋といったデパートを眺めながら走っていくと代々木まではあっという間でした。
北参道から少し上って下ると表参道です。表参道まで来てしまうと、あとは昨日通った道のりなので、気持ちが楽になります。最後の体力を振り絞って恵比寿駅付近の上りを超えると、何とか10時を数分過ぎたところで、息子の塾がある目黒駅まで完走できてしまいました。
目黒駅から子供と一緒に自転車を押して歩いた距離を合わせて約17km。出発するときにはとてもじゃないけれども完走は無理だと思っていました。が、どういうわけだか、勢いに乗って達成できてしまいました。
池袋、新宿、表参道、渋谷、恵比寿と繁華街を通ってきた割には、交通量も少なく、危険な思いをすることもありませんでした。大勢の通行人が赤信号で止まる目の前を自転車で疾走するのは痛快で、また自分が赤信号で止まっているときに行き交う雑踏を眺めているとまるで自分が異次元にさまよっているかのような隔たりを感じます。
交通量について言えば、もしかすると月曜日の夜、まだ終電まで余裕がある時間帯というのが良かったのかも知れません。次回もこの時間帯を狙って走ってみようかと画策中です。
正直の所、足はぐったり重たいですが、実はこのだるくて重たい足が心地良かったりするのが不思議です。
It was such a busy and bad day today and I could not come back to my desk until 8 p.m.. So I needed something recreational before I get home. It came across my mind to challenge cycling longer distance toward my apartment.
May be halfway to my apartment, or a little more than halfway
http://j.mp/j3juMo
I did not even think about that I make it to cycle all the way to my apartment from my workplace. BUT I did it. Not too many cars on the streets and most of the cars were very gentle to me. And street lights make the streets bright enough.
My legs are exhausted but I feel so good now.
Sunday, 8 May 2011
A Sunday dedicated to my sons 息子達に捧げる日曜日
今日は日曜日。まるまる一日お休みです。長男と次男にそれぞれ私の休日を捧げました。
It was beautiful Sunday and completely Holiday. No need to work!! I dedicated the day to my two sons.
I have two sons and one daughter. Today's casts are
Teru; my elder son
Tomo; my younger son
and me
まず、朝、数日前から計画していた代々木公園へのサイクリングのために長男と二人で家を出ました。まだ、道路も公園も混雑する前に済ませてしまおうという計画で、朝食はバックパックに入れて行きました。
My elder son, Teru, and I was planning to cycle to Yoyogi Park early in the morning. The reason we chose early morning is avoiding traffic jams on the streets and crowds in the park. Actually we overslept a bit, so we started at 8 am with sandwitches in my back pack.
ルートは先日通った、外苑西通りを通って広尾、西麻布、裏道を抜けて表参道、原宿を通り代々木公園への約30分の行程です。5年生になり体も大きく口も達者になりましたが、僕のBromptonはずっとmiddle gearのままで走るのが丁度彼のペースに合う程度でした。体力で追い越されるのは時間の問題でしょうが、ちょっとだけ父親面ができるひとときです。
The route to go was exactly the same as 5 days ago. Hiroo, Nishi-Azabu, Omote-Sando, Harajuku and Yoyogi Park, approximately 30 minutes by bike. I know my son will get ahead of me by the body strength and stamina in near future. But not yet at this moment. So I can still act like Father when we cycle together.
代々木公園に入り、サイクリングコースを数周まわってから池に面したベンチを見つけて二人で朝食をとることにしました。ロンドンに比べると東京には公園が少ないのですが、この代々木公園はロンドンに負けない数少ない公園の一つではないかと思うわけです。サイクリングもジョギングも芝生でのピクニックものんびりとした散策も出来るよいところです。特に朝は人も少なく快適です。
Yoyogi Park is one of the best and the biggest park in Tokyo. Everybody can enjoy their own objectives such as cycling, jogging, having breakfast or lunch, playing music, taking a nap and so on and on. Especially in the morning, less people and much quieter.
We had breakfast there and talked about bicycles, about his school etc...
帰りは、代々木公園から原宿を越えて表参道を右折し、渋谷を通りました。246を通過する事は子供にとっては危険かと思っていたのですが、むしろ問題はその先のWINS渋谷に向かう人の波でした。歩道を占拠している上に、総じて皆愛想が悪く、隙間を縫って自転車を進めるのは大変でした。
Since we started late, we came back home late and my wife, my son's mother did not like that.
"Teru, you have some homework to do in this morning..."
Still he enjoyed cycling very much and requested me to schedule another cycling once again. I will wake up earlier and wake him up next time.
帰宅後に昼まで子供の勉強に付き合い、家族のつけ麺を準備して、妻の美容院の間に娘をお昼寝させて、今度は次男とともに再び代々木公園へ向かいました。次男の目的は自転車に乗れるようになるための練習です。朝と違い、公園は人で溢れていて、大変なにぎわいでした。それでも自転車を練習するような通行路は空いていましたので、次男の背中について、小走りの伴走を始めたのです。
今回で公園特訓も三回目。前回までである程度はコツをつかんだのか、すぐに走れるようになり、伴走は小走りからほぼ全力の長距離走ペースに引き上げられました。
「走れるようになったみたい。」
という子供の喜びの声はうれしかったのですが、もう私の体力は限界ちかく、止めどなく汗が流れました。明らかに朝のさわやかなエクササイズよりも重労働でした。
息子よ、次は一人で走ろうね!
In the afternoon, Tomo, my younger son, and I, again, went to Yoyogi park. Tomo is going to train riding a bike with my support. I ran to follow his bicycle. At first he was pedalling slowly and timidly and it was very easy for me to follow. But soon after that he became confident to ride a bike and he got speed....what happened next?...I had to run so fast...and I had to keep the pace (overpace) because Tomo did not want to stop pedalling.
"Hey Dad! I think I can ride a bike!"
His voice was so joyful and I was pleased to hear that. But I have to say it was much much harder exercise than that I had in this morning.
"Very Good! Next time try to ride by yourself, Tomo! Yes, Yes, of course you can!"
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