Sunday, 5 June 2011

Hiyoshi-Zaka memory 日吉坂の記憶

今日は初めての試みとして、長男と次男と三人でサイクリングに出かける計画を立てていました。

このブログでも何度か紹介したとおり、長男は既に10キロ程度のサイクリングは苦にしませんが、次男はついこの間一人で乗れるようになったばかり。まだ公道を走ったことはありません。到底、長い距離を走れる段階にはない事は本人もよく分かっているようです。

出発する前に、自宅前の路地で次男に試走させてみると、

「ちょっと乗り方忘れちゃったんだよね。」
と自信なさげな一言。よろよろっと走り出すと何とか前回通りの走りは思い出せたようでした。ただ、三人でサイクリングをするにはもう少し練習が必要のようです。

急遽、私は自転車を自宅に残し、長男、次男は自転車で、私はジョグで次男の伴走をすることにしました。実はこれが私にとって一番負荷が掛かるエクササイズになってしまうのですが、事故に遭ってしまっては元も子もありません。長男にはマイペースで走らせて、それを次男と私が追いかける事にしました。

自宅から白金高輪方面へ向けて目黒通りを進むことにし、自転車道と歩道に色分けされた目黒通りの歩道を進みました。日曜のお昼時なので白金台周辺は人通りが多いのですが、白金台駅を越えるとぐっと人通りは少なくなります。

日吉坂を前にして急に次男が自転車を降りようとします。
「僕、日吉坂で転んだことがあるから、降りる。」

実は、私がロンドンにいる間に、キックボードで水泳教室に向かう最中に日吉坂で転倒し、顔面をすりむいた事があり、その事故が頭をよぎったのでしょう。問答の末、次男の肩から手を離さないことを約束し、ようやく坂を下る決心ができたようです。

My younger son's kickboard
前輪を強めに、後輪を弱めにブレーキを掛けつつ下っていくうちに、大丈夫かなという手応えを掴んだようで、
「パパの言うとおりだったね。大丈夫だね。」

と一皮むけた様子。その後、信号待ちをいくつか挟んで、何とか白金高輪駅付近の自転車店に到着しました。地下鉄駅で一駅分、下り坂を下りてきただけですが、それなりの冒険を終えた達成感はあったようです。長男はと言えば、随分前に到着したようで、よく来たね、という上から目線で弟を迎えてくれました。


I was planning to go cycling with my two sons for the first time this morning.  As I wrote previously, while my elder son and I went cycling together several times already, my younger son has just been able to cycle last month.  He wasn't confident about cycling long distance yet.

   I let him ride his bike in front of our bike garage.
   "I am not so sure about how to ride..."

   I decided to run after him and left my Brompton in the garage.  There were many people on the pavement around my neighbourhood.  A couple of minutes after departure, we arrived at the top of the slope "Hiyoshi-Zaka".  And suddenly my younger son got off his bike.

   "I think I'd better walk down the slope because I had an accident several months ago in the middle of Hiyoshi-Zaka."
   Yes, he had an accident with his kickboard when I was in London.  I told him again and again that he would be all right today.  I promised him that I never leave my hand from his shoulder.

After kick board accident in January
キックボードでの転倒事故後。メールで届きました。
   He thoroughly went down the slope with hand braking.  It was not a big deal for him and he noticed that too.
   "Daddy, you were right.  It wasn't a big deal at all."

   We ran 5 to 10 more minutes and finally arrived at the destination, the cycle shop in Shirokane-Takanawa.  My elder son has already arrived and started seeing bicycles in the shop already.


   On the way back home, it was a pretty tough climbing course.  My elder son went up with no problem, and my younger son also managed to climbed up the slope by himself (to my surprise).

   It won't be long before we go cycling together.  May be in this summer.


自転車店では、自宅用のエアポンプ、ズボンの裾止めテープ、長男の自転車用の輪行袋、手袋(次男の手に合う大きさの手袋はなく、購入できず)を購入しました。長男は、店員さんから前輪の着脱方法の手ほどきを受け、輪行袋を受け取っていました。

帰りは、ほぼ登り一辺倒のコースですが、長男は軽やかに走り抜け、次男坊もよろつきながらも一、二度足をついただけで挫けずに登っていきました。夏までには三人でサイクリングも実現出来ているかも知れません。
Hiyoshi-Zaka, On the way home
 日吉坂を登る次男。ちなみに向かって左が自転車、右が歩行者用です。

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