Saturday, 19 April 2014

Road to Challenge Taiwan 2014-8 Race Day SWIM part


 当日は、226kmのロングの人が5時30分までに、私が参加する113kmの人は7時15分までにトランジションエリアの準備を終わらせることになっています。ですので、ほてるからのシャトルバスは、朝4時から6時半までは15分毎に、6時半から8時までは30分毎に出発していました。

   The transition area is open until 5:30 for 226km, until 7:15 for 113km athletes. To be in time, shuttle buses carry athletes from our hotel to the transition area  every 15 minutes from 4:00 am to 6:30, every 30 minutes from 6:30 to 8:00.

 6時15分のバスに乗って会場に向かい、会場から一番近い交差点でバスを降りると、そこから10—15分程度歩きます。その間にドリンクボトルを貰ったり、応援されたりで、気分は高まってきます。

Shuttle Bus drop off area. need 10-15minutes walk to the transition area.

トランジションバッグへのアクセスは出来ませんでしたが、トランジションエリアにあるバイクは接触出来たため、ドリンクはこの日の朝にセットしても良かったのです。また、バッグに入れ忘れたソックスはバイクの弁当ボックスに忍ばせておきました。

 ちょうどそのころ、226kmのトップ集団の選手がぽつり、ぽつりとスイムを終えて陸に上がって来ていました。今から考えてみると7時前後でしたから、6時に始めたスイムを1時間前後で終わらせている計算になります。

 スイム会場は、Flowing Lake、活水湖という淡水の人造湖でした。事前にweb画面で確認したスイム会場は下の図のような形でしたので、横に広い正方形に近いイメージだったのですが、


Seems like a square shaped lake

実際に現地で見てみると、こんなかたちでした。
Flowing Lake. A huge rectangle 1km long swimming pool!  


 長辺が1kmほどの巨大なプールでした。こちらでは「活水湖」と表記する淡水のプールのような湖でした。遥か向こうにあるブイまで一往復で1.9km、ロングの人たちは二往復で3.8kmとなっていました。陸から眺めると大層遠くまで泳がされるんだなぁと思いましたが、遠くに流されたり、自分の位置を見失ったりしなそうだという点ではよい会場でしょう。


 バイクラックで隣にお二人いらした日本人選手にご挨拶してみる。お二人ともトライアスロンのベテランで、毎年、珠洲のミドルに参戦されているとのこと。バイクコースについてお聞きすると、ここのコースは高低差が少なく、また海岸の景色も美しく、楽しみにしているとのこと。さらにランのコースも旧電車路を遊歩道にした道のりで大変楽しめる設計になっているとの事だった。

    According to the weather forecast, highest / lowest temperature of the day are 28 / 24 C, respectively. I felt I might not need a wetsuit to swim Flowing Lake. But I was advised to wear a wetsuit for protection and to make swim part easy and comfortable.

    And it was right. 

   Swim start was separated by four waves. Each wave has 150-200 athletes and does not make the start line too crowded. If fact, there was almost no battles or physical contacts around me. The water was fairly clear and the temperature was comfortable, not too warm, not too cold.



 思ったより気温が高いので、ウエットスーツは止めても良いかなと思ったが、たまたまホテルのエレベータで一緒になった白人の男性に、きっと着ていると楽ができるからその方が良いとアドバイスされ、そのまま着用した。結局この白人とはスタートも一緒だった。そんな何気ない会話がスタート前の無駄な緊張をほぐしてくれるから不思議である。

 最後の一滴まで絞り出そうと、仮設トイレにも入る。参加者は1000人程度いるはずだが、仮設はさほど混雑していなかった。が、紙はないので、大便だったら悲惨な事になっていた。

 スタート15分前に湖ベリの壁にスタンバイし、3分前に入水。バトルも心配されたが、113km4ウェーブに分かれており、スタート時点ではそこまで人が密集していなかった。

 スタートの合図とともに、同じホテルの白人が前に出たので、足下目指して一緒に泳いでみた。おおよそ僕が予定していたペースよりも速く、100mを1分20−30秒で進む印象であった。無理をすれば付いて行けただろうが、そんなつもりはさらさらなかったため100mくらいで離脱し、「抑えて、抑えて」と自分を言い聞かせて泳ぎ続けた。

 300mGarminvibrationがあり、430秒の表示。予定は300mごとに5分。速すぎるので抑える。

 500m、またvibration。設定は300mごとの筈だったが500mでもなるらしい。なんだか紛らわしい。。

 600m、今度は5分強だったか?、あれ、落としすぎた、、、このあたりでやや蛇行してしまい、無駄に泳いでしまったせいかも知れない。

 900m、まもなく折り返しのところ、5分程度。
折り返してから顔を上げてゴールを眺めるとあまり人影がない。どうやら第一ウエーブは皆先に行ってしまったのかもしれないが、慌てずに泳ごう。

 1200m、このあたりで再び4分台に戻る。別にスピードを上げているつもりもないし、体もきつくない。まあ、このペースでよい。
 1500m、またGarminがブルブル。

 1800m、後少し。もうスピードは上げない。このあたりで、赤い帽子のスイマーにすいすーいと追い抜かれる。後ろのウエーブのトップの選手だろうか??

 1900m
、ゴールはすぐ目の前で、水中に階段が見える。思っていたよりもあっという間だった。さあ、起き上がろうと思うと、屈強なボランティア青年に右手と左手を引っ張り上げられ、らくちんに陸に上がった。目の前にはレッドカーペットが敷かれ、沿道には応援の人たちが大勢いる。「ジャーヨー!ジャーヨー!」とかけ声が止まない。スピーカーからは"Ichiro KO-GA, from J-A-P-A-N"のアナウンスが鳴り響く。なんと心地よいのだろう!

    Just about to finish 1900m, I saw stairs in front of me under the water surface. And when I put my foot on the first step in the water, friendly volunteers pulled my both arms to getting out from the water.
   People watching the race cheered me up "ja-yo-","ja-yo-." and the speaker shouted "ICHIRO KO-GA-, from J-A-P-A-N-!!" I felt soooo good to hear that noise.

checking the time of swim part...

The audience cheered me up and turned my face smiling




 長ーいトランジションランの先でトランジションバッグを受け取り、バイクへの準備を進める。ずるっとウエットを脱ぎ、ヘルメット、グローブ、ドリンク、バナナ、もういちどドリンクを口にした後で、トランジションバッグに水泳道具とウエットを放り込み、置き場へ放置し、自分のバイクへ進む。ソックスがバイクの弁当箱に入れてあるのでそこまでは裸足ですすみ、よろよろとバイク脇で靴下、靴を履き、さらに股にワセリンを追加する。我ながら冷静でした。

 バイクを手で押しながらゲートへ進み、歓声に背中を押されつつバイクにまたがろうとすると、バイク乗降線の10mほど先に前に母と娘の姿を発見!思わずそこまで歩みを進め、にっこり掛け寄ると、母は私を撮影し、娘は「パパ、泳ぐの楽しかった?」と意外な事を聞かれ、そうか、楽しまないとダメだな、と4歳の娘に気づかされ、バイクにまたがったのでした。


    After the long, long transition walk (didn't run), I took off my wetsuit and wore bike gears.  Pushing my bike with my right hand, I started to run toward the bike mount line. Just passed the line, I found the same tri-wears in the crowd, my mother and my daughter.  I walked toward them. My daughter said "did you enjoy swimming in the water?"

    She was right. She just noticed me what I should always remember.  I have to enjoy being here and I have to enjoy the race!!!



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