中華大橋から坂を下り、トランジションエリアへ向けてバイクを進めました。両側の大腿四頭筋を攣った痛みを引きずったまま、バイクを降り、バイクを押して歩き、ヘルメットとバイクラックに戻しました。すでに周りのバイクはラックに収まっており、残った選手は僅かである事が分かります。
トランジションバッグを受け取ると、バイクシューズからランシューズへ、キャップを被り、バナナを頬張り、水をがぶがぶと二杯飲み干してランに向かいました。
The run course of 21km. 1 and 1/4 laps to go. |
The Garmin map. almost the same. |
ランコースは、スイムで泳いだFlown Lakeの周りを回った後で、昔の台東駅に向かう端線跡を現存する鉄道沿いまで走り、その後は一般道でぐるりと市内を一周します。おおよそ1.5-2kmごとにエイドが用意されていて、水、スポーツドリンク、コーラ、スポンジが順に並べられていました。
スタートから2kmほどは歩くのがやっと。最初のエイドを越えてようやく走り始めるも、1kmと持ちません。仕方なく、走っては歩き、歩いては走りを続けました。前半の4,5kmは公園の中を走り、その後はしばらく旧線路を使ったサイクリングロードを走ります。スタートから5kmあたりに、旧台東駅を利用して作られた鉄道公園があり、ここがゴールになっていました。すでに21kmを終えてゴールに向かう選手を横目にさらに16kmの旅へ向かいます。
歩いて、走ってはなんとかなりそうですが、気がつくと指先の痺れ、なんとなくぼんやりとした感覚が続きます。どうやら熱中症のようです。エイド毎にスポンジで首から頭から冷やし、水分を補給しました。塩分についてはゼッケンベルトに梅ペースを巻き、15分に一回ぺろっと舐めました。
Grabbing iPhone in my hand |
Totally exhausted... |
10kmあたりのエイドで尿意を催し、排尿すると、少し元気が戻ってきました。利尿が泊まっている脱水状態からはいくらか改善したようです。ちょうど宿泊していたNaruwan Hotelの裏を通過したのもこのあたりでした。
あとは、走って、歩いて、走って、と走りの割合を増やして行きました。周りの選手をみると私と同じように走っては歩きを繰り返している選手が目立ちます。なので、ランスタートの頃からずーっと道中を共にしている選手も何人かいました。
一般道の横断の際は、ボランティアによって交通整理がなされます。信号にかかわらず選手優先で申し訳ない状態でしたので、大通りを横断する前後は歩かずに走りきるというルールを自分に課しました。
何度か、応援の母に向けてメールを送りつつ、歩みを進めるうちに二周回目に入りました。あと残りは数キロです。ここまでくればなんとかなる。
鉄道公園に入り、ゴールへの分岐点まで来たところで、母と娘のピンクの水玉を発見しました。娘はまちくたびれてやや疲れた様子、本当に申し訳ない。。。
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